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MICAO展「MY WORKS」

2019年4月8日(月)〜4月13日(土)

装画コンペvol.7の準グランプリ受賞以来、大活躍のMICAOさん
MAYAでは4回目の個展です!

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2010年の「おとぎの森のマザーグース」、2012年の「刺しゅうでつづるグリム童話」、2016年の「Applique Style」に続く今回は、最近のお仕事の原画を中心にご覧いただきました。

「ある雨の日」© MICAO

「ある雨の日」© MICAO

を素材に制作を続けるMICAOさん。
「クラフト」にならず、常に「イラストレーション」であることを意識しているとおっしゃいます。

「逃げ出したどんぐり」© MICAO

「逃げ出したどんぐり」© MICAO

ミシン刺繍手刺繍の異なる縫い目をひとつの画面上で使い分けることで表現に奥行きが生まれます。
最近は刺繍を基本に染色やアップリケなど様々な技法も。

「神戸港」© MICAO

「神戸港」© MICAO

前回個展で発表したイソップ物語(作品集「Applique Style」に収録)の作品で、2019年度ボローニャ国際原画展に入選。さらに入選者76名の中から25名のPitti Bimbo(子供服の新しいトレンドに関する国際展示会)の参加者にも選出されるという快挙!

「日暮れ」© MICAO

「日暮れ」© MICAO

6月20日〜22日にフィレンツェで開催されるPitti Bimbo国際展示会でも作品が展示されるとのことで、今後MICAOさんの活動の場が大きく広がっていくのでは…という期待に満ちた春でした。

■MICAOさんの作品はmaya storeでもご覧いただけます!

MICAO artistページ

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はっとりひろき展「さあ、しゅっぱつのじかんだ」

2019年4月1日(月)〜4月6日(土)
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注目の絵本作家、はっとりひろきさんの東京での初めての個展です。
絵本の原画を中心にご覧いただきました。

1冊は発売されたばかりの絵本トイレロケット』(講談社)

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「とうとうその時が来た。ぼくは、トイレロケットに乗って宇宙へ行くんだ。
準備オーケー。おならスイッチ、オン!ぷーーーーーー!シュボボボボボ……5・4・3・2・1、
宇宙めがけて、うんちを発射するんだ――――!
お子さんのトイレトレーニングにもぴったりの一冊。」

© Hiroki Hatori

© Hiroki Hatori

絵本の世界を新たに描いたオリジナル作品も並びました。
下は、ご来廊者がメッセージを書いたロケットを流す 『ポストイレ』。

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もう一冊はいっぺんやってみたかってん』(講談社)の原画を。
第39回講談社絵本新人賞や第11回MOE絵本屋さん大賞新人賞3位など注目を集めた絵本です。

© Hiroki Hatori

© Hiroki Hatori

「今日はあめふり。せやから、公園にはだ~れもおりまへん。
そんなときに、砂場から出てきたのは……。
遊具たちが自由に動いて遊びまわる!?関西弁が光る、ナンセンスコメディー絵本!」

© Hiroki Hatori

© Hiroki Hatori

ブランコや滑り台など遊具が暴れまくったり、トイレから宇宙へと飛び立ったり…
子どもはもちろん、大人も童心にかえって思いっきり笑顔になる、はっとりさんのパワフルでダイナミックな世界をたっぷりとお愉しみいただきました。
今後も絵本の予定が続き、ぜひ装画や挿絵も手がけていきたいとおっしゃいます。
次はどんな驚きを見せてくださるのでしょう?楽しみに待っていたいと思います。

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遠藤拓人展「毎日はすこしだけかなしい」

2019年3月25日(月)〜3月30日(土)

遠藤さんとの出会いは2004年に開催した装画コンペvol.4でのMAYA賞受賞がきっかけでした。
新聞や文芸誌の挿絵や書籍装画などイラストレーションだけでなく、写真やデザイン…と活動の幅を拡げて大活躍中です!

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この数年、時代物で印象的なお仕事が続いている遠藤さん。
今回の個展では、現代を舞台に思春期の少年の心の揺らぎや寂寥感ある景色が描かれ、更に以前から記録されている夢漫画の一部や日々を綴った散文(以下、太字の部分)…と多彩な作品をご覧いただきました。

「下校」©Takuto Endo

「下校」©Takuto Endo

○月○日
日々のことを書きとめることにした。
いずれ誰かが読むのかもしれないし、そうではないかもしれないけれど。

「チョークの粉」©Takuto Endo

「チョークの粉」©Takuto Endo

○月○日
夏。暑くてソファにうなだれる。
葉の隙間から漏れた光が、霞ガラスにゆらゆら揺れていて、それを小一時間眺めて過ごす。
遠くで鳴った電話の音。時折する子供の声。自分とは無関係のむこう側の世界。

「落下する月」©Takuto Endo

「落下する月」©Takuto Endo

○月○日
世界に自分が生まれたのか、自分が生まれた瞬間に世界ができたのか、
そのことを小さい頃からよく考えていた。
自分が消える時に世界も消えるのか、それとも自分の残滓のようなものが世界に遺るのか。
それを以前誰かに言った時に「それは酷いエゴイズムだから人に言わない方がいい」と言われた。
少なくてもエゴイズムではないと思うが「ああ理解されないんだなあ」と思って、
それ以来あまり人に言っていない。

「百合」©Takuto Endo

「百合」©Takuto Endo

黒と白のコントラストが、静かに、ドラマティックに胸に迫る「すこしだけさみしい」作品。
季節が冬から春へと
移り変わり、明るさを増してゆく陽射しに物悲しさを感じてしまう人々から深い共感を得た展覧会でした。

遠藤拓人artistページ

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矢野恵司個展「Frontality」

MAYA ブラッシュアップ講座 selection
2019年3月18日(月)〜3月23日(土)

2017年秋から2018年春にかけて開催したブラッシュアップ講座。
いまや破竹の勢いの活躍!矢野さんも参加されていました。

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最近のお仕事の作品とオリジナルを11点展示。
DMに使用された告知ビジュアルは、動画となってSNSでも拡散されました。


個展 PR動画 GALLERY HOUSE MAYA from Arrow Studio on Vimeo.

タイトル「Frontality」とは「正面性」を意味する美術用語。
古代エジプトや古代ギリシア・アルカイックの彫刻などの特徴でもある、人体を正中線を軸に左右対象的に表現することを示す言葉です。

© Keiji Yano

© Keiji Yano

真っ直ぐにこちらを向く人々。絵の前に立っても、彼らと私たちの目が合うことはありません。
大学は彫刻科で学んだ矢野さんは仏像や能面からの影響も大きく、ご自身の絵でも意識的に人物の眼差し、焦点をぼかしているとおっしゃいます。

© Keiji Yano

© Keiji Yano

繁々と画面を見つめていたお客さまから「どうやって描かれているんですか」との質問が多かった一週間。
顔や髪の毛などは鉛筆で描き込み、スキャンしてパソコン上で加筆、最終的にphotoshopで仕上げられています。

© Keiji Yano

© Keiji Yano

これまでは、左右半分だけ描いた顔を反転して合わせることで一つの顔を作るなど「正面性」にこだわった制作をされていましたが、風景や和の世界を描いたもの、人物を側面から捉えた作品も並んだ今回。
装画だけでなく、レコードジャケット、演劇フライヤー、ホテルエントランス壁画や、化粧品会社のDM、飲食店の広告ポスターなどのお仕事からは「イラストレーション」の幅の拡がりが力強く感じられます。変化し、進化し続ける矢野さんの表現力と底力がしっかりとアピールされた展覧会となりました。

 矢野恵司artistページ

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2019年5月16日(木)〜5月25日(土)
城芽ハヤト展「Jewel rock」

日曜休廊、土曜・最終日は17時まで。

© Hayato Jome

© Hayato Jome

普段使っているキャンバスボードに似たものを見つけたのでそれに試してみたら、それは、下描きの鉛筆が消せない紙でした。そう思ってみれば、本画の支持体にラフを描く自分の作方で、消し去る意味もないのかもしれません。通らない声で僕が歌う歌詞を、友人が聞き違えた『ジュエルロック』。思わぬ失敗や間違いの石を、拾い集めてみました。

肖像画イベントのお知らせ

城芽ハヤトPROFILEはこちら

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2019年5月6日(月)〜5月15日(水)
木原未沙紀展「PARADE」

日曜休廊、土曜・最終日は17時まで。

© Misaki Kihara

© Misaki Kihara

ドン、ドン、ドン、プープープー。
いきものたちのにぎやかなパレードの始まりです。

主に動植物をモチーフとしたイラストレーション作品を制作。
周りを緑に囲まれ、多様な動植物で溢れている山形県にて生活していたことが作風に大きな影響を与えた。
2018年に7年勤めた美大予備校講師を退職し、フリーのイラストレーターに。
仕事は書籍装画、広告、パッケージ、店内装飾など多岐にわたる。TIS会員。
「木原未沙紀は空想の肖像画家である。彼女の描く動物たちには厳然たる爵位がある。それは胸に輝く勲章だったり、形而上学的に輝く光背によって象徴される。彼女の絵筆はそれを立證するために、マニエリスティクなリアリズムの傾向をおびている。」宇野亜喜良氏


<経歴>
1986年 生まれ
2009年 武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業
2009年 三菱商事株式会社より第1期アート・ゲート・プログラム奨学生認定
2018年 TIS(東京イラストレーターズ・ソサエティ)会員
2018年 7年勤めた美大予備校講師を退職し、フリーのイラストレーターに


<受賞>
2008年 横浜みなとみらい「WALL ART COMPETITION」銀賞
2010年 「第170回 The Choice(審査員/宇野亜喜良氏)」入選
2010年 カスタムMUNNYコンテストJAPAN 2010 優勝
2015年 ホルベイン×ザ・チョイス「クロッキーメモを作る」入選
2016年 ギャラリーハウス MAYA「装画コンペ vol.16」グランプリ
2017年 2017ADC展(一般作品)ノミネート_飛騨おっぱらコーンパッケージ
2017年 グッドデザイン賞2017審査員特別賞_飛騨おっぱらコーンパッケージ


<個展>
2011年 渋谷ポスターハリスギャラリー「木原未沙紀展」
2012年 渋谷ポスターハリスギャラリー「木原未沙紀展」
2013年 池袋東武百貨店「-CIRCUS-」
2014年 池袋東武百貨店「-楽園-」
2014年 渋谷ポスターハリスギャラリー「-X’mas exhibition-」
2016年 池袋東武百貨店「-白昼夢-」
2017年 ギャラリーハウスMAYA「装画コンペ グランプリ受賞展」

http://www.kiharamisaki.com
木原未沙紀artistページ

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2019年4月22日(月)〜4月27日(土)
早川世詩男展「そらへ」

© Yoshio Hayakawa

© Yoshio Hayakawa

4年ぶりの2回目のマヤさんでの個展となります。
仕事の原画を中心に、描き下ろし作品も展示いたします。
展示の時期にあうような、春らしい展示になればいいなぁと思います。
仕事の原画を展示いたしますので、自分の描いて来たものをふりかえり、
今後の制作の発見になるような展示になればと思います。


早川世詩男プロフィールはこちらへ。

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2019年4月15日(月)〜4月20日(土)
石川ゆかり展「物語に出会った動物たち」

© Yukari Ishikawa

© Yukari Ishikawa

とおくのとおくのきたのくに ろばがくるしいせきしてる  (マザーグースのうたより)

物語りのなかに登場する生き物たちをイメージして絵を描きました。
ギャラリーハウスMAYAでの個展『赤い・・・』、『WOMEN』と続く
『物語に出会った動物たち』をどうぞ宜しくお願い致します。

石川ゆかりプロフィール等はこちらへ。

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2019年4月8日(月)〜4月13日(土)
MICAO展「MY WORKS」

© MICAO

© MICAO

これまでの仕事の刺繍原画を中心に展示販売致します。
◯作家在廊日10日(水), 11日(木)

MICAOプロフィールはこちらへ。

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2019年4月1日(月)〜4月6日(土)
はっとりひろき展「さあ、しゅっぱつのじかんだ」

© Hiroki Hattori

© Hiroki Hattori

新刊『トイレロケット』発売を記念しての作品展を行います。
絵本『トイレロケット』『いっぺんやってみたかってん』の原画と
オリジナルイラストの展示と販売をいたします。

◯作家在廊日/5日(金) , 6日(土)

はっとり ひろき
絵本作家。2018年『いっぺんやってみたかってん』で 第39回講談社絵本新人賞、
第11回MOE絵本屋さん大賞新人賞3位。
『りっぱなひよこ りっぱなにわとり』で第3回こころの絵本大賞受賞。

 

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