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2019年12月2日(月)〜12月7日(土)
たなか鮎子「クリスマスマーケットのふしぎなよる」原画展

MAYA2

© Ayuko Tanaka

© Ayuko Tanaka

はじめて訪れたクリスマスマーケット。
ヨハンは、困りはてたお星さまとくるみわり人形に出会います……。
ドイツで暮らした経験をもとに描いた新作絵本の原画やオーナメントを展示いたします。

「クリスマスマーケットのふしぎなよる」 (作・たなか鮎子 講談社 刊)

「クリスマスマーケットのふしぎなよる」
(作・たなか鮎子 講談社 刊)

たなか 鮎子
1972年福岡県生まれ、宮城県に育つ。ロンドン芸術大学チェルシー校大学院修了。デザイン会社勤務を経て、個展を中心に活動中。2000年ボローニャ国際児童図書展の絵本原画展入選。おもな絵本に『フィオーラとふこうのまじょ』『うらしまたろう』(文/令丈ヒロ子)『マルーシカと12の月』(文/かんのゆうこ)『針つくりの花むこさん』(文/瀬戸内寂聴 以上、講談社)『かいぶつトロルのまほうのおしろ』(アリス館)など。書籍装画に『1リットルの涙』(幻冬舎)『数学ガール』(SBクリエイティブ)『幼子に聞かせたい おやすみまえの365話』(ナツメ社)などがある。パリ在住。

たなか鮎子artistページ

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2019年11月25日(月)〜11月30日(土)
鈴木伸展「夜の讃歌」

@MAYA2

© Shin Suzuki

© Shin Suzuki

この展示ではテンペラ油彩の混合技法で描いた作品と、リトグラフによる版画作品を出品しております。
古典技法を基としており、そこに描かれるテーマは「夜」に潜む物語りです。
作品の絵肌とともに会場でご観覧下さい。

1961 静岡県清水市生まれ
多摩美術大学美術学部絵画科日本画専攻卒
WIENER MALSCHULEでテンペラ油彩の古典混合技法を学ぶ
UM EDITIONでリトグラフを学ぶ
テンペラ油彩、リトグラフ、コラージュ、鉛筆画などの作品を発表
埼玉県新座市在住

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2019年11月25日(月)〜12月7日(土)
深瀬優子展「箱庭姉妹」

日曜休廊/土曜・最終日は17時まで

© Yuko Fukase

© Yuko Fukase


油彩を薄く何層にも塗り重ねながら、物語を紡ぐ様な気持ちで一枚の絵を描いています。
現実と少し隔たりのある好きな物だけ詰め込んだ箱庭みたいな小さい世界が好きで、
そんな小さな世界に遊ぶ姉妹を描きました。
親友であり自分を写す鏡の様な存在でもある姉妹、
箱庭では少女と兎、鴉や猫や他の動物達とも姉妹です。
描かれた姉妹たちの物語を想像しながら楽しんで頂けたら嬉しいです。


MAYAでの個展は7年ぶり4回目となります。是非ご高覧ください。


1967年 神奈川県生まれ
油彩とアルキド樹脂絵具の混合技法作品を制作。
個展、グループ展での作品発表を中心に活動。近年台湾でのアートフェアにも出展。
画集「Kingdom of Daydream -午睡の王国-]2014年アトリエサードより刊行。


個展
2002年 「昨日の子供たち」ペーターズギャラリー
2004年 「夜間遊泳」ギャラリーGK
2006年 「蜜の刻」ギャラリーハウスMAYA
2008年 「迷いの森の赤ずきん」ギャラリーハウスMAYA
2012年 「午睡図書館」ギャラリーハウスMAYA
2016年 「箱庭詩集」スパンアートギャラリー
2017年  台北 宣藝術にて個展
2018年 「あまい森」バブーシュカ
2019年 「箱庭でダンス」コトリ花店


その他グループ展多数参加


深瀬優子artistページ

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2019年11月11日(月)〜11月23日(土)
牧野千穂展「森に隠す」

日曜休廊/土曜・最終日は17時まで

「椅子を数える」©Chiho Makino

「椅子を数える」©Chiho Makino

たくさんのものが集まることで、見えてくるものもあれば、
見えなくなるものもある。
大事なことが埋もれて、紛れているかもしれない。
木の葉を隠すなら森のなか、です。

絵本、児童書、SFやファンタジー、ミステリー小説など、
いろいろな本に絵を描いています。
仮想と現実、虚実に拘らず、物語の中でいろいろな場面に立ち会います。
同じものを見ても「私」と「あなた」、「敵」と「味方」で
見えるもの、感じるものが違う。
表と裏、内と外、見ている場所で受け取るものが違っている。
そんなことをよく考えます。

*7月刊の絵本「ちびねこのチュチュと、スプーンの赤ちゃん」(岩崎書店)
の原画も展示します。

京都精華大学美術学部デザイン科卒業
2001年 ギャラリーハウスマヤ装画コンペVol.1 準グランプリ
2003年 TIS公募プロ部門銀賞
2009年 講談社出版文化賞さしえ賞
絵本「うきわねこ」にて2012年産経児童出版文化賞ニッポン放送賞
パステルによる独特の世界で、書籍の装画や挿絵を数多く手がける。

牧野千穂artistページ

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2019年11月4日(月)〜11月9日(土)
小林ゆき子絵本原画展

© Yukiko Kobayashi

© Yukiko Kobayashi

いろいろな世界の絵本を描きました。絵本と合わせて原画を楽しんでいただけると嬉しいです。
展示作品「グリム童話 みつばちの じょおう」(ひかりのくに)、「アンデルセン童話 ゆきの じょおう」文・岡信子(世界文化社)、「おいしい おひなさま」文・すとうあさえ(ほるぷ出版)、「さくらんぼ たべたい!」(チャイルド本社)「くろくまくんの きの おうち」(フレーベル館)ほか。

1977年生まれ。千葉県在住。イラストレーター、絵本作家。
主な作品に「くろくまくん」シリーズ(フレーベル館)、『おつきさまはどこいった?』『うみまでいけるかな?』(以上、チャイルド本社)、『おいしいおひなさま』(ほるぷ出版)、『ポーリーちゃんのポケット』(教育画劇)、『ハロウィンのランプ』(岩崎書店)、『ぴーかーぶー!』(くもん出版)、「くろくまくん」シリーズ、など。


https://kobayashiyukiko.theblog.me

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楯川友佳子展「10月のエスケープ」

2019年9月30日(月)〜10月5日(土)
y_tatekawa

楯川さんの2年ぶりの個展です!
画材をいつもの版木やガッシュからパステルに持ち替えて描かれました。

© Yukako Tatekawa

© Yukako Tatekawa

「今回描いたのは退屈な日常からちょっとだけエスケイプした少年の一日です。
主人公の少年になったつもりで自由に描いているうちに、自然とパステルでの表現になりました。」
(コメントより)

© Yukako Tatekawa

© Yukako Tatekawa

一点一点にタイトルや言葉の説明はないけれども、ある秋の日の少年の揺れる心模様と時間の流れがみえてくるように作品が並べられました。

© Yukako Tatekawa

© Yukako Tatekawa

展覧会タイトルは、今年展覧会が続いて忙しかった楯川さんの心境なのでしょうか。
個展の前には「いつもと同じことはしたくない」とおっしゃっていました。

© Yukako Tatekawa

© Yukako Tatekawa

そうして、敢えて画材を変えてみることにしたのだそう。
いつもと異なる雰囲気に驚かれる方も多くいらっしゃいましたが、版画では見ることの少なかった色彩(例えば赤とか)が画面の中で印象的に登場したり…と、楯川さんご本人も新鮮さと解放されるような気分を味わうことができたようです。

© Yukako Tatekawa

© Yukako Tatekawa

今後もパステルで描き続けるかわからないとのことでしたが、「これまで」と「これから」の間でバランスを取る楯川さんの「いま」をみることのできた一週間でした。

楯川友佳子artistページ

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中川学展「MARMERO」

2019年9月23日(月)〜9月28日(土)
nakagawa

中川さんの前回の展覧会は2011年、ちょうど震災が起こった週でした。
(そのときのことを「あの日からの或る日の絵とことば」(創元社)に描かれています。)
8年半ぶりの個展は、最初の東京展以来、中川さんがずっと追い続ける泉鏡花の世界をご覧いただきました。

© Gaku Nakagawa

© Gaku Nakagawa

並んだのは、今年3月に刊行された中川学×泉鏡花・第4弾『榲桲(まるめろ)に目鼻のつく話』のための絵。

© Gaku Nakagawa

© Gaku Nakagawa


今日は此の家に居り侍り、御方様たちおなぐさみ。―暗闇坂にある榲桲の樹の奥、古い武家屋敷には秘密が隠されていた。そして向かい合う懸札の家で行われる大人たちの閉ざされた逸遊嬉戯。あの少年の日々、一人の少女をめぐるすべてが妖しく謎めいていた。泉鏡花幻想譚の絵本化を精力的に続ける中川学が、大胆なイマジネーションによって、はるか鏡花思春期の記憶を辿る妖しくも哀切な少女思慕譚に挑む。(「BOOK」データベースより)

© Gaku Nakagawa

© Gaku Nakagawa

『榲桲(まるめろ)に目鼻のつく話』の展覧会は今年3月から5月に金沢の泉鏡花記念館でも「鏡花幻妖アンソロジー」として開催されました。

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今回は、普段目にすることのない初期のイメージラフ絵コンテ

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鉛筆の下絵なども公開。金曜の夜にはトークイベントで制作秘話などが語られました

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中川さんの在廊は金、土曜の2日のみでしたが、妖しくて怪しい、そして美しくも少々難解な鏡花の世界を中川さんの解釈を通してたくさん方にお愉しみいただきました。


http://www.kobouzu.net/
twitter @co_kobo
中川学artistページ

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北村人展「しずかなもの」

2019年9月16日(月)〜9月21日(土)
kitamurajin

北村さんMAYA装画コンペvol.6での審査員賞受賞者。
書籍、雑誌、新聞、広告、グッズ・・・など幅広く目覚ましい活躍を続けていらっしゃいます。
展覧会のたびに新しい挑戦をされる北村さん、2年ぶりの今回は支持体を変えて100点の作品が並びました。

©Jin Kitamura

©Jin Kitamura

「木製パネルを制作し、それに好きなものを色々と描きます。
これまではコピー用紙を支持体として作品を描いてきましたが
今回はパネルに変えて制作をしております。極端に異なる部分はないのですが
薄い紙に比べてパネルという存在感に、作品一つ一つの存在感を高めてくれて
いると感じます。素朴な佇まいそれぞれを楽しんでもらえたらと思っております。」

MAYA2ではいつものようにお仕事の作品をご覧頂きました。

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ダカラちゃん「グリーン ダ・カ・ラ公式インスタグラム」より。

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絵本『はーい、おはよう!』(福音館)原画も。

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こちらは2016年から続くワコールのキャンペーン「UNDERWEAR is LOVELETTER.」の原画。

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ちょうどTVで見かけることの多かった、日本盲導犬協会のCMのポスターと原画も並びました。

北村人artistページ

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近藤美和展「透明な闇」

2019年9月9日(月)〜9月14日(土)
konndomiwa

名古屋を拠点に活動されている近藤美和さんです。
9年ぶりの東京での個展は連日多くのお客さまがお出かけくださいました。

「赤ずきん」© Miwa Kondo

「赤ずきん」© Miwa Kondo

「ブリキの太鼓」©Miwa Kondo

「ブリキの太鼓」©Miwa Kondo

「サロメ」©Miwa Kondo

「サロメ」©Miwa Kondo

「野ばら」©Miwa Kondo

「野ばら」©Miwa Kondo


あらゆるものが生まれ、あらゆるものが還る豊穣の闇。
その闇に私たちは包まれています。
その見えない透明な闇の佇まいを描きたいと思います。

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童話や文学、クラシック音楽をテーマに大小様々なサイズで約40点。
これまでの色彩豊かな作品に加えて、最近描き始めたという微かに毒気を孕んだモノクローム作品も並び好評でした。

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http://www.miwa-design.jp

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2019年10月28日(月)〜11月2日(土)
「ああ!愛しのメキシコスープ!III」

竹田邦夫+南椌椌+山福朱実 三人展

「人生万歳」山福朱実 © Akemi Yamafuku

「人生万歳」山福朱実 © Akemi Yamafuku

「トラクァチェのおっ母さんと赤ちゃん」竹田邦夫 © Kunio Takeda

「トラクァチェのおっ母さんと赤ちゃん」竹田邦夫 © Kunio Takeda

「メヒコ楽隊」南椌椌 © Kuukuu Minami

「メヒコ楽隊」南椌椌 © Kuukuu Minami

メキシコ在住44年の銀細工師・竹田邦夫、その地に虜歴数十年のガラス絵&テラコッタ人形師・南椌椌、版画家・山福朱実が集う三人展。まるで”死者の日”の祭壇のように、銀細工、木版画、木彫画、ガラス絵、コラージュ、テラコッタ…様々な作品が並びます。
オープニングは末森樹のギターと山福朱実の歌、そしてゲストにバンドネオンの大久保かおりさんを迎えます。

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