竹田邦夫+南椌椌+山福朱実 三人展
2019年10月28日(月)〜11月2日(土)
「メキシコ在住44年の銀細工師・竹田邦夫、その地に虜歴数十年のガラス絵&テラコッタ人形師・南椌椌、版画家・山福朱実が集う三人展。まるで”死者の日”の祭壇のように、銀細工、木版画、木彫画、ガラス絵、コラージュ、テラコッタ…様々な作品が並びます。」
南椌椌さんは今回もガラス絵と、土と火から生まれた楽団がズラリ!
テラコッタには体長2cm程と、これまでになく小さな人たちも登場。ギターやバイオリン、トランペットやアコーディオンなどを演奏する彼らの笑顔が愛らしく、いらした方が思い思いの組み合わせでお求めくださいました。
山福朱実さんは木版画を施したタンバリンや木彫画を正面の壁面に。
額装した新作や絵本、グッズも賑やかに並びました。
これまで展覧会の際には作者の分身のように寄り添ってきた等身大布人形のマルガリータさんは会期中にお嫁入りが決まり、朱実さんは嬉しさ寂しさが半々だったようです!
朱実さんの作品はmaya storeでもご覧いただけます。
メキシコ在住、毎年日本の各地で展覧会を開き、多くのファンを持つ銀細工師の竹田邦夫さん。
いつも制作の際にはさまざまな場所に実際に足を運び、スケッチする時間を大切にされているのだそうです。
村祭り、バナナ売り、鍛金をする人、さまざまな生きものたち。掌にのる小さな作品にメキシコの生活や風土が詰まっています。
オープニングでは末森樹さんのギターと朱実さんの歌、そしてゲストにバンドネオンの大久保かおりさんをお迎えし、MAYA2でライブをお愉しみいただきました。
会期中も夕暮れ時には朱実さんと樹さんの強く美しい音楽を!
そして、この週の終わりはちょうどメキシコの死者の日。
1日は子どもたちが、2日には大人たちが帰ってくるということなので、小さな祭壇を作り、メキシコを愛する3人それぞれの作品と、音楽とお菓子とお酒で死者たちをお迎えしました。