
© Yuriko Endo
ねむたい雲
は考える
どうして だれ
しずかな呼吸
の側で
どうしても だれも
雲のようにふわふわ漂いながら、地上に宿るいきものの、かすかに残る気配を感じたり眺めたり、雲よりももっと上の世界を願ったり想いたい。
雲のようにひとつと同じではないカタチへ変化するように、気持ちも複雑に変わりながら、想いと思い出を胸に、尊いあまねくいきものたちの変化を感じていたい。
MAYAさんで3回目の個展を開催させていただきます。
第1回目は森、2回目は山をテーマに描きました。
今回は山より更に上から眺めたり願う気持ちで、いきものの営みの、わずかな一部を表現したいと思いました。