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2019年11月11日(月)〜11月23日(土)
牧野千穂展「森に隠す」

日曜休廊/土曜・最終日は17時まで

「椅子を数える」©Chiho Makino

「椅子を数える」©Chiho Makino

たくさんのものが集まることで、見えてくるものもあれば、
見えなくなるものもある。
大事なことが埋もれて、紛れているかもしれない。
木の葉を隠すなら森のなか、です。

絵本、児童書、SFやファンタジー、ミステリー小説など、
いろいろな本に絵を描いています。
仮想と現実、虚実に拘らず、物語の中でいろいろな場面に立ち会います。
同じものを見ても「私」と「あなた」、「敵」と「味方」で
見えるもの、感じるものが違う。
表と裏、内と外、見ている場所で受け取るものが違っている。
そんなことをよく考えます。

*7月刊の絵本「ちびねこのチュチュと、スプーンの赤ちゃん」(岩崎書店)
の原画も展示します。

京都精華大学美術学部デザイン科卒業
2001年 ギャラリーハウスマヤ装画コンペVol.1 準グランプリ
2003年 TIS公募プロ部門銀賞
2009年 講談社出版文化賞さしえ賞
絵本「うきわねこ」にて2012年産経児童出版文化賞ニッポン放送賞
パステルによる独特の世界で、書籍の装画や挿絵を数多く手がける。

牧野千穂artistページ

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2019年11月4日(月)〜11月9日(土)
小林ゆき子絵本原画展

© Yukiko Kobayashi

© Yukiko Kobayashi

いろいろな世界の絵本を描きました。絵本と合わせて原画を楽しんでいただけると嬉しいです。
展示作品「グリム童話 みつばちの じょおう」(ひかりのくに)、「アンデルセン童話 ゆきの じょおう」文・岡信子(世界文化社)、「おいしい おひなさま」文・すとうあさえ(ほるぷ出版)、「さくらんぼ たべたい!」(チャイルド本社)「くろくまくんの きの おうち」(フレーベル館)ほか。

1977年生まれ。千葉県在住。イラストレーター、絵本作家。
主な作品に「くろくまくん」シリーズ(フレーベル館)、『おつきさまはどこいった?』『うみまでいけるかな?』(以上、チャイルド本社)、『おいしいおひなさま』(ほるぷ出版)、『ポーリーちゃんのポケット』(教育画劇)、『ハロウィンのランプ』(岩崎書店)、『ぴーかーぶー!』(くもん出版)、「くろくまくん」シリーズ、など。


https://kobayashiyukiko.theblog.me

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楯川友佳子展「10月のエスケープ」

2019年9月30日(月)〜10月5日(土)
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楯川さんの2年ぶりの個展です!
画材をいつもの版木やガッシュからパステルに持ち替えて描かれました。

© Yukako Tatekawa

© Yukako Tatekawa

「今回描いたのは退屈な日常からちょっとだけエスケイプした少年の一日です。
主人公の少年になったつもりで自由に描いているうちに、自然とパステルでの表現になりました。」
(コメントより)

© Yukako Tatekawa

© Yukako Tatekawa

一点一点にタイトルや言葉の説明はないけれども、ある秋の日の少年の揺れる心模様と時間の流れがみえてくるように作品が並べられました。

© Yukako Tatekawa

© Yukako Tatekawa

展覧会タイトルは、今年展覧会が続いて忙しかった楯川さんの心境なのでしょうか。
個展の前には「いつもと同じことはしたくない」とおっしゃっていました。

© Yukako Tatekawa

© Yukako Tatekawa

そうして、敢えて画材を変えてみることにしたのだそう。
いつもと異なる雰囲気に驚かれる方も多くいらっしゃいましたが、版画では見ることの少なかった色彩(例えば赤とか)が画面の中で印象的に登場したり…と、楯川さんご本人も新鮮さと解放されるような気分を味わうことができたようです。

© Yukako Tatekawa

© Yukako Tatekawa

今後もパステルで描き続けるかわからないとのことでしたが、「これまで」と「これから」の間でバランスを取る楯川さんの「いま」をみることのできた一週間でした。

楯川友佳子artistページ

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中川学展「MARMERO」

2019年9月23日(月)〜9月28日(土)
nakagawa

中川さんの前回の展覧会は2011年、ちょうど震災が起こった週でした。
(そのときのことを「あの日からの或る日の絵とことば」(創元社)に描かれています。)
8年半ぶりの個展は、最初の東京展以来、中川さんがずっと追い続ける泉鏡花の世界をご覧いただきました。

© Gaku Nakagawa

© Gaku Nakagawa

並んだのは、今年3月に刊行された中川学×泉鏡花・第4弾『榲桲(まるめろ)に目鼻のつく話』のための絵。

© Gaku Nakagawa

© Gaku Nakagawa


今日は此の家に居り侍り、御方様たちおなぐさみ。―暗闇坂にある榲桲の樹の奥、古い武家屋敷には秘密が隠されていた。そして向かい合う懸札の家で行われる大人たちの閉ざされた逸遊嬉戯。あの少年の日々、一人の少女をめぐるすべてが妖しく謎めいていた。泉鏡花幻想譚の絵本化を精力的に続ける中川学が、大胆なイマジネーションによって、はるか鏡花思春期の記憶を辿る妖しくも哀切な少女思慕譚に挑む。(「BOOK」データベースより)

© Gaku Nakagawa

© Gaku Nakagawa

『榲桲(まるめろ)に目鼻のつく話』の展覧会は今年3月から5月に金沢の泉鏡花記念館でも「鏡花幻妖アンソロジー」として開催されました。

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今回は、普段目にすることのない初期のイメージラフ絵コンテ

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鉛筆の下絵なども公開。金曜の夜にはトークイベントで制作秘話などが語られました

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中川さんの在廊は金、土曜の2日のみでしたが、妖しくて怪しい、そして美しくも少々難解な鏡花の世界を中川さんの解釈を通してたくさん方にお愉しみいただきました。


http://www.kobouzu.net/
twitter @co_kobo
中川学artistページ

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北村人展「しずかなもの」

2019年9月16日(月)〜9月21日(土)
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北村さんMAYA装画コンペvol.6での審査員賞受賞者。
書籍、雑誌、新聞、広告、グッズ・・・など幅広く目覚ましい活躍を続けていらっしゃいます。
展覧会のたびに新しい挑戦をされる北村さん、2年ぶりの今回は支持体を変えて100点の作品が並びました。

©Jin Kitamura

©Jin Kitamura

「木製パネルを制作し、それに好きなものを色々と描きます。
これまではコピー用紙を支持体として作品を描いてきましたが
今回はパネルに変えて制作をしております。極端に異なる部分はないのですが
薄い紙に比べてパネルという存在感に、作品一つ一つの存在感を高めてくれて
いると感じます。素朴な佇まいそれぞれを楽しんでもらえたらと思っております。」

MAYA2ではいつものようにお仕事の作品をご覧頂きました。

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ダカラちゃん「グリーン ダ・カ・ラ公式インスタグラム」より。

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絵本『はーい、おはよう!』(福音館)原画も。

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こちらは2016年から続くワコールのキャンペーン「UNDERWEAR is LOVELETTER.」の原画。

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ちょうどTVで見かけることの多かった、日本盲導犬協会のCMのポスターと原画も並びました。

北村人artistページ

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近藤美和展「透明な闇」

2019年9月9日(月)〜9月14日(土)
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名古屋を拠点に活動されている近藤美和さんです。
9年ぶりの東京での個展は連日多くのお客さまがお出かけくださいました。

「赤ずきん」© Miwa Kondo

「赤ずきん」© Miwa Kondo

「ブリキの太鼓」©Miwa Kondo

「ブリキの太鼓」©Miwa Kondo

「サロメ」©Miwa Kondo

「サロメ」©Miwa Kondo

「野ばら」©Miwa Kondo

「野ばら」©Miwa Kondo


あらゆるものが生まれ、あらゆるものが還る豊穣の闇。
その闇に私たちは包まれています。
その見えない透明な闇の佇まいを描きたいと思います。

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童話や文学、クラシック音楽をテーマに大小様々なサイズで約40点。
これまでの色彩豊かな作品に加えて、最近描き始めたという微かに毒気を孕んだモノクローム作品も並び好評でした。

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http://www.miwa-design.jp

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2019年10月28日(月)〜11月2日(土)
「ああ!愛しのメキシコスープ!III」

竹田邦夫+南椌椌+山福朱実 三人展

「人生万歳」山福朱実 © Akemi Yamafuku

「人生万歳」山福朱実 © Akemi Yamafuku

「トラクァチェのおっ母さんと赤ちゃん」竹田邦夫 © Kunio Takeda

「トラクァチェのおっ母さんと赤ちゃん」竹田邦夫 © Kunio Takeda

「メヒコ楽隊」南椌椌 © Kuukuu Minami

「メヒコ楽隊」南椌椌 © Kuukuu Minami

メキシコ在住44年の銀細工師・竹田邦夫、その地に虜歴数十年のガラス絵&テラコッタ人形師・南椌椌、版画家・山福朱実が集う三人展。まるで”死者の日”の祭壇のように、銀細工、木版画、木彫画、ガラス絵、コラージュ、テラコッタ…様々な作品が並びます。
オープニングは末森樹のギターと山福朱実の歌、そしてゲストにバンドネオンの大久保かおりさんを迎えます。

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2019年10月21日(月)〜10月26日(土)
PEACE CARD 2019 東京

@ MAYA2

© Sachiko Nakamura / Peaace Card

© Sachiko Nakamura / Peaace Card

ピースカードは平和の絵はがき展。
一年に一度平和のために絵を描き、絵はがきにして送り、平和について考える機会を持とうというものです。
あなたのピースを絵はがきにして、宛名面にPEACE CARDという文字を入れ、ピースメッセージを書き入れて、ピースカード展会場宛に開催の前週に届くよう、切手を貼ってお出しください。
【送り先】
〒107-0061 東京都港区北青山2丁目10-26 MAYA2
「PEACE CARD 2019 東京展」

届けられたカードは、そのまますべて展示に加えられます。すべてのカード展は、参加無料です。
ピースカード東京は、1988年の開始以来、今年で32年目となります。
今年のピースカード東京のテーマは『トコトコピース』です。
同じ週に併設のギャラリーハウスマヤで個展をされるピースカード初期からの参加者 山本祐司さんのキャッチフレーズ、できることを一歩ずつ の「トコトコ」。
平和を大上段に考えるととてもむずかしいことに思えますが、身の回りの小さな関係を一歩ずつトコトコ重ねていくことこそが平和をつなげていくことだと考えます。
あえて言わせていただくならば、お隣やまわりの国々の人たちを悪く言い煽り立てる風潮には断じて与しない。それも「トコトコ」です。「私自身」の身の周りを数度重ねると必ずたどり着くほどの、近くて親い存在なのですから。

ぜひあなたのピースカードをお寄せください。
もちろん、今年のテーマにこだわらず広くラヴ アンド ピースな題材のカードも大歓迎です。
あなたの平和の願いを届けて下さい。
(東京展では展示の際は、ご住所など差出人の個人情報部分をテープ等で見えないよう保護します。各地の展示詳細はそれぞれのサイト等でご確認下さい)
今年のピースカードは10/21東京→10/22関西京都→10/24名古屋→11/1山梨小渕沢フィリア→12/21宮城石巻の順に展示が開催されます。各会場に開催の前週に着くようピースカードを送って下さい。

【原画展参加者】
アイバカヨ 青山タルト あらいしづか 石井秀卓 石坂香 大須賀理恵 大石篤 大森とこ 奥田里美 長田結花 落合ゆう子 オブチジン カトウアズサ 加藤由 北見隆 くまあやこ 倉谷美代子 小牧真子 斉藤美奈子ボツフォード 櫻井乃梨子 嶋津まみ 城芽ハヤト すがゆり 臧晗晶 五月女ケイ子・はる 石哲元 高橋みわ 谷口シロウ ツトム・イサジ 中村幸子 中村桃子 夏秋妥世 にらづかかずこ 早川世詩男 林・恵子 ヒロミチイト MAKO オケスタジオ Marron ミネタトモコ みやかわさとこ 桃山鈴子 矢ヶ崎由香 やなぎさわよしゆき 山口はるみ 山崎杉夫 山本祐司 リーカオ

【会期中イベント】
売り上げの一部はチャリティとして台風被災復旧のためにあてられます。
似顔絵のご予約はメールでも承ります。
galleryhousemaya@gmail.com
◯10月21日(月)
11:30〜 桃山鈴子さん 虫似顔絵
17:00〜オープニングパーティ
オブチジンさんのご協力で、横浜「THRASH ZONE」のクラフトビール「SPEED KILLS IPA.」も一樽ご用意してカップ販売いたします。
石井秀卓さんの自家製蜂蜜もお愉しみください。
◯10月22日(火)

12:00〜15:00 林・恵子さん てんとう虫バッジ付き似顔絵
◯10月23日(水)
15:30〜18:30 谷口シロウさん  天使な似顔絵 1000円
◯10月24日(木)
15:30〜18:30 MAKOオケスタジオさん IPadプロ3台によるWS 無料
◯10月25日(金)
11:30〜 桃山鈴子さん 虫似顔絵 1640円
15:30〜18:30 くまあやこさん  犬似顔絵 1500円
城芽ハヤトさん在廊時 芽吹く似顔絵 1500円
◯同会期MAYAで個展中の山本祐司さんも、似顔絵チャリティをされます。500円
◯10月25日(金)
18:30〜 ツトム・イサジさんヒロミチイトさんによるギター弾き語り投げ銭ライブ

PEACE CARD 東京展WEB
PEACE CARD Facebook

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2019年10月21日(月)〜10月26日(土)
山本祐司展「まがりかど」

© Yuji Yamamoto

© Yuji Yamamoto

トコトコ歩いていて細い道があるとまがってしまう「まがりかど」。
小さな発見があるから面白い。
このガラス戸は昔の実家と同じ。アロエがニョキニョキ伸びていたり。
何もなく遠回りになる事もあるけれどまがってしまいます。
絵に詩を付けて展示しようと思っています。
初日ワイン飲みましょう。
僕が初期から毎年参加しているPEACE CARD 2019東京展はmaya2で同時開催!
よろしくお願いします。

絵本作家、イラストレーター

1966年京都生まれ。
大阪デザイナー専門学校、セツ・モードセミナー卒業。ザ・チョイス年度賞入賞。
2002年からヤクルトカレンダー描いています。
絵本に「すやすやぷー」童心社、「かぞくえほんシリーズ」ポプラ社、「おでんのおうさま」ほるぷ出版など。紙芝居、児童書や教科書挿絵、幅広く活躍中。
ブログは毎日更新。個展22回。
日本児童出版美術家連盟会員、東京イラストレーターズソサエティ会員。

新作絵本「おでんのおうさま」ほるぷ出版
自主出版「TOKO TOKO SKETCH」完成
チャリティー似顔絵描きます。


山本祐司artistページ

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2019年10月14日(月)〜10月19日(土)
吉山はるか展「逢瀬」

© Haruka Yoshiyama

© Haruka Yoshiyama


何某かと出会い、繰り返し見える事で自分が僅かにでも変化、変質する。
それは人間同士に限らず、様々な事象にも当て嵌まると思います。
そういった逢瀬をテーマに描きました。
短編小説集「逢瀬」も書き、その原画をメインに展示します。


今回が初の個展となります。
宜しくお願い致します。


1996年生まれ 岡山県在住
2018年 甲南女子大学文学部メディア表現学科卒業


展示
2018.01.24-01.29 甲南女子大学 メディア表現学科
イラストレーションゼミ 卒業制作展「発行体」/イロリムラ

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