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2020年2月10日(月)〜2月15日(土)
装画コンペvol.19受賞者展

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個展 @ギャラリーハウスMAYA

■グランプリ/檜垣文乃 
https://www.gallery-h-maya.com/artists/higakiayano/

「点鬼簿」(芥川龍之介)© Ayano Higaki

「点鬼簿」(芥川龍之介)© Ayano Higaki


5人展 @MAYA2

■準グランプリ/桃山鈴子
https://www.gallery-h-maya.com/artists/momoyamasuzuko/

「高野聖」(泉鏡花)© Suzuko Momoyama

「高野聖」(泉鏡花)© Suzuko Momoyama

■緒方修一賞/AYA
https://www.gallery-h-maya.com/artists/aya/

「痴人の愛」(谷崎潤一郎)© AYA

「痴人の愛」(谷崎潤一郎)© AYA


■城所潤賞/松林佳都子
https://www.gallery-h-maya.com/artists/matsubayashikazuko/

「車輪の下」ヘルマン・ヘッセ © Kazuko Matsubayashi

「車輪の下」ヘルマン・ヘッセ © Kazuko Matsubayashi


■名久井直子賞/いとうあや
https://www.gallery-h-maya.com/artists/itoaya/

「車輪の下」ヘルマン・ヘッセ © Aya Ito

「車輪の下」ヘルマン・ヘッセ © Aya Ito


■MAYA賞/金子幸代
https://www.gallery-h-maya.com/artists/kanekoyukiyo/

「飛ぶ教室」エーリッヒ・ケストナー © Yukiyo Kaneko

「飛ぶ教室」エーリッヒ・ケストナー © Yukiyo Kaneko


受賞作品を含む新作をご覧いただきます。是非お出かけください。
Facebookページでは、これまでの受賞者のお仕事の一部をご紹介してますのでご覧ください。
また、会期中は twitterinstagram でも、展示の様子や作家の在廊情報などをお伝えしてまいります。

装画コンペvol.20応募要項はコチラ

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篠崎三朗展「天使たちのクリスマス」

2019年12月16日(月)〜12月24日(火)

MAYAの2019年の締めくくりは篠崎三朗さんの展覧会でした。

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長い年月、絵を描き続けていらっしゃる篠崎さんにとって、昔も今も天使は大切なモチーフの一つ。
これまでも展覧会に天使像が並ぶことはありましたが、今回は描き下ろしを中心に、以前描かれたものも含む表情豊かな天使たちがギャラリーにズラリと並ぶことになりました。

© Mitsuo Shinozaki

© Mitsuo Shinozaki

たくさんのアクリル画

© Mitsuo Shinozaki

© Mitsuo Shinozaki

ガラス絵

© Mitsuo Shinozaki

© Mitsuo Shinozaki

円形のコルクに描かれた作品も。天使は人の姿だけではありません。

© Mitsuo Shinozaki

© Mitsuo Shinozaki

「アヴェ・マリア」や「星に願いを」を奏でるオルゴール作品は4点並びました。

© Mitsuo Shinozaki

© Mitsuo Shinozaki

© Mitsuo Shinozaki

© Mitsuo Shinozaki

MAYA2では、出版されたばかりの絵本の原画をご覧いただきました。

© Mitsuo Shinozaki

© Mitsuo Shinozaki

「少年の太鼓」(くすのきしげのり 文/星の環会 刊)

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タッタタン タッタタン
タン タッタタッタタン・・・・・・
大きな戦で両親を亡くした少年と弟
二人の兄弟がたたき続けた太鼓の音は、いつしか人々の心を変えていきました。
「希望」は伝えられる!
100タイトルを超える児童文学作品が国内外で広く読まれている著者が、あなたの未来へ贈る絵本。
(出版社紹介より)

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ほぼ毎日在廊してくださった篠崎さん。
これまで手がけられた膨大な数の絵本も並び、制作時のお話をきかせていただいたり、その場でスケッチした小さなお子さんのポートレイトをプレゼントされることも。
新しい画材を試したり、描き方を変えられることもあるそうで、常に描くことを心から楽しんでいらっしゃる篠崎さんの姿に大いに刺激を受けた若いイラストレーターの方も多かったようでした。

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松成真理子展「日々(にちにち)」

2019年12月9日(月)〜12月14日(土)

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3年ぶりの松成真理子さんの個展です。
さまざまな絵本の原画や描き下ろし作品、何気なく描かれた「日々のらくがきのようなもの」を大小さまざまなサイズでご覧いただきました。

© Mariko Matsunari

© Mariko Matsunari

ゆきの こぼうず
ゆきの こぼうず
やねに おりた
つるりと すべって
かぜに のって きえた

「かっぱの虫かご」© Mariko Matsunari

「かっぱの虫かご」© Mariko Matsunari

「かっぱの虫かご」(松居スーザン 作・ポプラ社)

「くまとクマ」のためのラフスケッチ © Mariko Matsunari

「くまとクマ」のためのラフスケッチ © Mariko Matsunari

「くまとクマ」(童心社)

「きんぎょすくいめいじん」© Mariko Matsunari

「きんぎょすくいめいじん」© Mariko Matsunari

「きんぎょすくいめいじん」(講談社)

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陶芸オブジェ小皿、ぐい呑、これまでに出版されたたくさんの絵本も。

© Mariko Matsunari

© Mariko Matsunari

ギャラリーの奥に鎮座していたつぶらな瞳が愛らしいヨダカさん。
思わずお団子などお供えしたり、拝みたくなるような不思議な存在感を放っていました。

「りんご」© Mariko Matsunari

「りんご」© Mariko Matsunari

人間や動物、植物や虫、そして雪までも、どの絵からも松成さんの穏やかで愛情深い眼差しが感じられます。
お出かけいただいた方には優しく豊かな色彩と物語から、暫し冬の寒さや暮れの慌ただしさを忘れて温かい気持ちになっていただけていたら…と思います。

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たなか鮎子「クリスマスマーケットのふしぎなよる」原画展

2019年12月2日(月)〜12月7日(土) @MAYA2

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パリ在住のたなか鮎子さんの新作絵本の原画をご覧いただきました!

「クリスマスマーケットのふしぎなよる」 (作・たなか鮎子 講談社 刊)

「クリスマスマーケットのふしぎなよる」
(作・たなか鮎子 講談社 刊)

「クリスマスマーケットのふしぎなよる」(作・たなか鮎子 講談社 刊)

「おじいちゃんとはじめて訪れたクリスマスマーケット。そこでヨハンは、ツリーから落ちて困りはてた金色のお星さまに出会います。マーケットの番人であるくるみ割り人形と一緒に、ガラス細工の天使やジンジャークッキーなど、マーケットの仲間たちみんなと協力して、お星さまを元のクリスマスツリーに戻そうとがんばるのですが、いじわるな北風が邪魔をして……。
ドイツで暮らした経験をもとに著者が描く、夜の町にかがやくクリスマスマーケットでおきた、ちいさな奇蹟のお話。」

© Ayuko Tanaka

© Ayuko Tanaka

© Ayuko Tanaka

© Ayuko Tanaka

MAYA2を入ってすぐに目に入ったのは…

© Ayuko Tanaka

© Ayuko Tanaka

正面の壁を飾るクリスマスツリー
絵本のシーンと共に、木製や陶器、プラスチックなどを素材に作られたオリジナルのオーナメントやテーブルの上にはオブジェが賑やかに華やかに並びました。

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実際にヨーロッパのクリスマスマーケットで購入されたオーナメントや、くるみ割り人形などのオブジェなども。

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子どもの頃にドイツで暮らし、クリスマスマーケットの思い出を持つ鮎子さん。
凍てつく厳しい寒さに負けず、愉しむ人々の笑顔や、ホットワインやスイーツの甘い香り、それぞれの店からこぼれる温かい明かり。
穏やかな幸せに満ちた時間と場所は、幼い少女の心に小さな灯を点し、大人になった鮎子さんによって美しい絵本となって私たちの前に姿を現したのでしょう。

きっとクリスマスを迎える季節には永く読みつがれるだろう一冊。
ぜひ、クリスマスマーケットを訪ねるような気持ちをたくさんの方に感じていただければと思います。

たなか鮎子artistページ
webサイト
instagram

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深瀬優子展「箱庭姉妹」

2019年11月25日(月)〜12月7日(土)

展覧会の作品発表を中心に活動され、国内外に多くのファンを持つ深瀬優子さん
装画コンペvol.2のMAYA賞受賞者でもあり、今回は7年ぶり4回目のMAYAでの個展です。

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「油彩を薄く何層にも塗り重ねながら、物語を紡ぐ様な気持ちで一枚の絵を描いています。
現実と少し隔たりのある好きな物だけ詰め込んだ箱庭みたいな小さい世界が好きで、
そんな小さな世界に遊ぶ姉妹を描きました。
親友であり自分を写す鏡の様な存在でもある姉妹、
箱庭では少女と兎、鴉や猫や他の動物達とも姉妹です。
描かれた姉妹たちの物語を想像しながら楽しんで頂けたら嬉しいです。」

「寓話姉妹」© Yuko Fukase

「寓話姉妹」© Yuko Fukase

箱庭のような世界に密やかに暮らす、必ずしも人間同士とは限らないさまざまな姉妹たち。
上の作品「寓話姉妹」は三姉妹なのだそうです。

「夢見がちな姉妹」© Yuko Fukase

「夢見がちな姉妹」© Yuko Fukase

「女王」 © Yuko Fukase

「女王」
© Yuko Fukase

左「踊るお嬢さん」右「天駆ける乙女」© Yuko Fukase

左「踊るお嬢さん」右「天駆ける乙女」© Yuko Fukase

 「ぽっぺん月夜」© Yuko Fukase

「ぽっぺん月夜」© Yuko Fukase

筆致の見えない美しい画面は油彩アルキド樹脂絵具混合技法によるもの。
静かな眼差しの感情の見えない少女たち(時には少年)は、ずっと深瀬さんの世界に棲み続けています。

「蜜刻」© Yuko Fukase

「蜜刻」© Yuko Fukase

アポロチョコやカルピス、モンブラン、ホットケーキと、夜しか咲かない烏瓜、ぽっぺんなど、ちょっとノスタルジックな小道具から物語が広がっていくようでした。

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作品集、ポストカード、缶バッジなども大人気!
深瀬さんもほぼ毎日在廊、何度も足をお運びくださるお客さまも多く、静謐な作品とは対象的に賑やかな二週間の展覧会でした。

深瀬優子artistページ
twitter

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鈴木伸展「夜の讃歌」

2019年11月25日(月)〜11月30日(土) @MAYA2

鈴木伸さんの個展がMAYA2で初めて開催されました。
詩情溢れる文学的な作品が、外光が入らず時の流れを忘れるような空間と美しい調和を見せていました。

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「この展示ではテンペラ油彩の混合技法で描いた作品と、リトグラフによる版画作品を出品しております。
古典技法を基としており、そこに描かれるテーマは「夜」に潜む物語りです。
作品の絵肌とともに会場でご観覧下さい。」

「匣」© Shin Suzuki

「匣」© Shin Suzuki

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「花荊」© Shin Suzuki

「花荊」© Shin Suzuki

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「ロマの家」© Shin Suzuki

「ロマの家」© Shin Suzuki

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「彼方」© Shin Suzuki

「彼方」© Shin Suzuki

最終日には、鈴木さんのリトグラフ制作のきっかけとなった山田隆志氏によるゼネフェルダー・ミニプレス機のデモンストレーションも行われました。
作品のイメージの基になっているのは、古今の説話や伝承物語。
妖しく幻想的、画面の背後になる物語を想像せずにいられない、濃密な鈴木さんの世界をたっぷりとお愉しみいただきました。

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冬期休廊のおしらせ

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冬休み
新年は1月13日から、佐々木悟郎展でお待ちしております!
風景や植物、小物など、透明水彩の世界をMAYAとMAYA2でたっぷりとお愉しみください。

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牧野千穂展「森に隠す」

2019年11月11日(月)〜11月23日(土)

牧野さんの4年ぶりの個展です。
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パステル画38点とボリュームたっぷりの展示。
絵本、書籍装画、さし絵の原画、そしてオリジナル…と、牧野さんの世界をさまざまな切り口からご覧いただきました。

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今年出版された新作絵本「ちびねこのチュチュと、スプーンのあかちゃん」の原画。

© Chiho Makino

© Chiho Makino

「ちびねこのチュチュがピアノの練習をしていると、友達の、とかげのウィルフレッドがやってきて、
スプーンの家に生まれた赤ちゃんを見に行くことになりました。
ちびねこのチュチュやみんなは、赤ちゃんに会いたくて、もうたいへん!
だっこしたり、プリンを作ったり、おどりをおどったり。
赤ちゃんスプーンのはじめてのお仕事は、プリンをすくってくれることでした! 」(内容説明より)

装画では、児童書から翻訳ミステリーまで幅広いジャンルを手がけられています。
思わず手に取りたくなる美しい本ばかり。

「贋作」(書籍装画)© Chiho Makino

「贋作」(書籍装画)© Chiho Makino

© Chiho Makino

© Chiho Makino

© Chiho Makino

© Chiho Makino

バイカーブーツを履いた猫が人気者。「ケバブ」はさし絵のお仕事より。

「ケバブ」© Chiho Makino

「ケバブ」© Chiho Makino

大きな反響のあった描き下ろしの作品「黒い森」「白い森」
これから牧野さんが行く道を示唆するような世界には、今後もまた別のかたちで出会えるかもしれません。

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「白いドア」© Chiho Makino

「白いドア」© Chiho Makino

牧野千穂artistページ

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2020年2月3日(月)〜2月8日(土)
山本いつこ展「すてきなくちびるさん」

© Itsuko Yamamoto

© Itsuko Yamamoto

今回の展示では、自主制作絵本『すてきなくちびるさん』と
そのチェコ語訳『Úžasná PaníPusinka』をはじめ、
絵本の原画や日々制作した絵画を展示いたします。
『すてきなくちびるさん』をチェコ語に翻訳するきっかけとなった
なないち(東京外国語大学4年)との出会いや、
チェコにまつわるあれこれを詰め込んだZINEも会場にてご紹介予定です。
どうぞ、くちびるさんとその仲間たちに会いに来てください。

兵庫県出身
多摩美術大学 美術学部絵画科日本画専攻 卒業

展示
2009  「だいたいの世界」Gallery conceal,東京
「ヤングアーティスト作品展示会」ブリックギャラリー,東京
2012  「第8回ベラドンナ•アート展」東京都美術館,東京
「GALLERY HINOKI ART FAIR ⅩⅣ」ギャラリー檜,東京
2013 「第9回ベラドンナ•アート展」東京都美術館,東京
「GALLERY HINOKI ART FAIR ⅩⅥ 」ギャラリー檜,東京
2014  「COLORS TO GO」25TOGO BRIGHT 3Fギャラリースペース,台湾 高雄市
「GALLERY HINOKI ART FAIR 」ギャラリー檜,東京
「C/LABORATORY PROJECT」@ Asia Contemporary Art Show 2014
香港のホテルアートフェアにて日本人アーティストを発信するC/LABORATORY
PROJECT(シーラボラトリー・プロジェクト)に参加。
2016 「ITSUKO YAMAMOTO FIRST SOLO EXHIBITION」Cafe Hi famiglia,東京
2019 「Giant PIGture Show-Taiwan×Japan コラボレーション」Wrong Gallery Taipei,台湾 台北

受賞
第21回越後湯沢全国童画展 奨励賞

https://itsuko-yamamoto.jimdo.com

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2020年1月27日(月)〜2月1日(土)
tent展「Exophony」

MAYA ブラッシュアップ講座 2018-2019 selection

© tent

© tent

スペイン語の言葉の響きや、夏のバスク地方の風景から
インスパイアされた作品を展示します。

1983年東京生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業。
岩波書店「旅するニホンゴ」装丁、雑誌「山と渓谷」「Pen」「ことりっぷマガジン」
「散歩の達人」挿絵、サントリー「天然水」Amazon限定パッケージなどを手がける。
リアリティと心地よさを大切にしています。

www.tentintokyo.com
Instagram / @tent_illustration

同時開催: 高倉愛展「でたらめ博物館」

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