2019年12月16日(月)〜12月24日(火)
MAYAの2019年の締めくくりは篠崎三朗さんの展覧会でした。
長い年月、絵を描き続けていらっしゃる篠崎さんにとって、昔も今も天使は大切なモチーフの一つ。
これまでも展覧会に天使像が並ぶことはありましたが、今回は描き下ろしを中心に、以前描かれたものも含む表情豊かな天使たちがギャラリーにズラリと並ぶことになりました。
たくさんのアクリル画や
ガラス絵、
円形のコルクに描かれた作品も。天使は人の姿だけではありません。
「アヴェ・マリア」や「星に願いを」を奏でるオルゴール作品は4点並びました。
MAYA2では、出版されたばかりの絵本の原画をご覧いただきました。
タッタタン タッタタン
タン タッタタッタタン・・・・・・
大きな戦で両親を亡くした少年と弟
二人の兄弟がたたき続けた太鼓の音は、いつしか人々の心を変えていきました。
「希望」は伝えられる!
100タイトルを超える児童文学作品が国内外で広く読まれている著者が、あなたの未来へ贈る絵本。
(出版社紹介より)
ほぼ毎日在廊してくださった篠崎さん。
これまで手がけられた膨大な数の絵本も並び、制作時のお話をきかせていただいたり、その場でスケッチした小さなお子さんのポートレイトをプレゼントされることも。
新しい画材を試したり、描き方を変えられることもあるそうで、常に描くことを心から楽しんでいらっしゃる篠崎さんの姿に大いに刺激を受けた若いイラストレーターの方も多かったようでした。