2012年10月15日(月)〜10月20日(土)
お着物姿が美しくたおやかな諸戸さん。
昨年の展覧会「時代小説を描く」に続きMAYAでは3回目の個展となります。
最近は装画や挿絵のお仕事の機会が増えてきているご様子。
グループ展参加など精力的に活動していらっしゃいます。
今回の展示では最近のお仕事とオリジナルを併せて展示しました。
時代物を描き始めて熱心に勉強し続けてきた諸戸さんにとって嬉しいお仕事、
『江戸商人の心遣い「江戸しぐさ」に学ぶ一期一会を良縁にするつきあいの極意』
(越川禮子著/ゆほびかGOLD・マキノ出版)の中の一枚。
「かげり目」とは、暗い陰気な目つきのこと。商人が暗い目つき、暗い表情でいてはいけない、
嫌なことがあっても目や顔に出さないよう努めなさい、という意味が込められています。
笑顔を大切にすることで出会いや幸運をキャッチできる…ということですね!
こちらは「天女湯おれん 神隠し」(諸田玲子著/小説現代)の扉絵。
会期中はたくさんのアドバイスをいただいき、いま自分に必要なことが明確に見えてきたそう。
「連載小説のさし絵を手がける」という目標に向かって、さっそく動きはじめられているご様子です。
諸戸佑美artistページ