2011年4月4日(月)〜4月9日(土)
諸戸さんの3年ぶりの個展です。
もともと風景や静物などのモチーフを得意としてお仕事をされていましたが、
『装画を描くためのブラッシュアップ講座/時代小説』にご参加いただいてから
は清楚で美しい江戸の女性像が好評で装画のお仕事などでも見かけるようになりました。
そんな中、今回は敢えて「男の世界を描きたい」と。
選んだテーマは…
池波正太郎「鬼平犯科帳」!
諸戸さんご自身も原作の大ファンで非常に難しい世界であることは承知の上。
それでもどうしても挑戦したかったと小説の中のさまざまなシーンが描かれました。
「剣に強く、弱者に対して優しく懐の深い鬼平、長谷川平蔵という男の魅力と
彼を巡る江戸の人間模様…
装画や挿絵をイメージしながら描くのは大変苦労もあったようですが、
得たものもまた大きかったようです!