2021年1月18日(月)〜1月30日(土)
軽部武宏展「ヤマピカリャー《山で光るもの》」

© Takehiro Karube

© Takehiro Karube

ギャラリーハウスMAYAでは新作のペインティングを、
MAYA2では偕成社より刊行の絵本「ひみつだからね」の原画を展示します。

「ヤマピカリャー」とは、西表島で使われていた用語で、
「山で光るもの」という意味。
古来より、島の人々は山奥に目の光る何かがいる事を知ってはいたけれど、
それが何なのかは確認出来ずにいたそうです。
1965年にイリオモテヤマネコが新発見されると、「ヤマピカリャー」とは、
このヤマネコの事だったのではないかと推定されました。
毎年訪れている西表島の大自然の空気感や、
ヤマネコを中心に広義で山奥に潜むもの達の蠢きや気配を
表現した作品を展示します。

1969年、東京都に生まれる。画家。
第2回岡本太郎記念現代芸術大賞展出品。個展、グループ展にて作品を発表している。
『のっぺらぼう』(杉山亮・作、ポプラ社)で第16回日本絵本賞及び読者賞、
『ばけバケツ』で第23回日本絵本賞受賞。


主な絵本の作品に『いいないいなこのおうち』『いいないいなあのおうち』(ともに小学館)、『おたまさん』『こっそりどこかに』(ともに長崎出版)、『ちょうつがいきいきい』(加門七海・作、東雅夫・編、岩崎書店)、『まんげつのこどもたち』(イースト・プレス)、『大接近!妖怪図鑑』『大出現!精霊図鑑』(ともにあかね書房)、『ながぐつボッチャーン』(WAVE出版)ほか多数。

http://www2u.biglobe.ne.jp/~karube/

カテゴリー: 1月, 2021年, MAYA, スケジュール   タグ:   この投稿のパーマリンク