濡れた葉と霞ガラスにあたる光、電車と、遠くでした誰かの声。
憂鬱の残滓。自分とは無関係のむこう側の世界。
ひとり、吹く風に救われた午后。
日常の景色と夢日記を展示します。
1979年東京都生まれ。第4回ギャラリーハウスMAYA『装画コンぺ』MAYA賞、
第25回グラフィックアート『ひとつぼ展』入選、CWCコンペファイナリスト他。個展・企画展多数。
書籍装画・装丁、カバーフォト、文芸誌や新聞連載小説の挿絵など、おもに文芸を中心に活動。
そのほか『秘密のルノルマン・オラクル(監修:鏡リュウジ)』カード絵など。
現在、京都新聞ほか数紙にて新聞連載小説『いとまの 新説忠臣蔵(作:伊集院静)』の挿絵を担当中。
東京工芸大学芸術学部准教授。