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2012年1月スケジュールと冬期休廊のお知らせ

冬期休廊:2011年12月25日(日)〜1月12日(木)

私たちのこれまでの価値観を考え直す機会となった
未曾有の経験をした一年が終わります。
そんな中も沢山の方にお出かけいただき感謝しております。
ありがとうございました。
来年は全てが好転することを心から願い、
一日一日を大切に過ごしたいと思います。

新年 は1月13日より中村幸子展でスタートします。
(1月スケジュールはこちらへ。

2012年も魅力的な展覧会をたくさん予定しており、
MAYAは25周年をむかえます。
あたたかなお茶と気持ちのよい空間を用意してお待ちしています。
ぜひお出かけください。

来る年がご健康で、楽しい日々をつれてきてくれますように。

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1月30日(月)〜2月11日(土)
2012ねんど下谷二助展

© Nisuke Shimotani

油ねんどは乾かないし固まらない。
いじくり廻していると切りがなく終わりがない。
そこが面白いところであり苦しいところでもあります。
そんな油土とドローイングの葛藤を見ていただこうと思っています。
お時間がありましたらお出かけください。 (下谷二助)

ギャラリーハウスMAYAではサンデー毎日の山下洋輔さんの連載
「ドファララ門」さし絵他、MAYA2では “ふつう”の仕事も見ていただく予定です。

1942東京生まれ
’63日宣美展奨励賞受賞を機にイラストレータとして活動を始める。
年鑑日本のイラストレーション作家賞、
講談社出版文化賞さしえ賞ほか受賞。
TV作品としては「人間になりたがった猫」(原作R.アレキサンダー)
絵草紙幕末ヒーロー伝「坂本竜馬」
えほん寄席「やかんなめ」いずれもNHK。
絵本「かもめ」(寺山修司文) 「しゃべる肉体」(石津ちひろ文)
「食わず女房」(二宮由紀子文)「三枚のカード」(谷川俊太郎文)など。

諧謔とアイロニーをテーマに
「バケツ展」
「ネズミ捕り器の新しい設計図展」
ニスケは何を考えているのか展」など多くの個展を開催。
著作に「ネズミ事師の仕事と生活」「描く書くしかじか」など。

http://www.tis-home.com/nisuke-s

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1月23日(月)〜1月28日(土)
近藤万里恵展「くものくに ゆきのくに」

© Marie Kondo

くものくにを しってるかい?
くものくには そらにある。
そらに うかぶ くものうえに。

ふゆ。
しろい はなびらが
ひらひらと まいおりてきました。
ゆきです。
ひらひらひら ひらひらひら
ゆきは くものくにを とおりぬけ、
したへ したへと まいおります。

“いったい どこに いくのだろう?”
ゆきの はなびらに のった
くものくにの こびとたち。
こびとたちが やってきたのは、
まっしろな ゆきのくにでした。

東京では初めての個展です。
たくさんの方々にご覧いただければ、と思います。

武蔵野美術大学卒業。
2000年より、フリーのイラストレーターとして活動。
2004年ボローニャ国際絵本原画展入選。
岡山市在住。

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1月13日(金)〜1月21日(土)
中村幸子展「でんぐりがえし2」

© Sachiko Nakamura

毎日元気で生きていることに心から感謝です。

16日(月)14時よりライブペインティングがありまする。

1959年 東京に生まれる
小学生時代愛読していた「装苑」で長沢節を知り
醸し出す雰囲気が ず〜っと気になる

高校生の時 セツ モードセミナーへ見学に行き
長沢節先生を見てドキドキする

1977年 セツ モードセミナー入学
水を得た魚の様に、毎日絵を描くことが呼吸の様に嬉しかった

1979年 セツ ゲリラ 売り込みに行く毎日

1980年 「ギャルズライフ」(主婦之友社)でデビュー

1982年 セツ モードセミナー研究科卒業

映画ポスターに、
「恐怖のやっちゃん」「ミンボーの女」「スーパーの女」
「大病人」「マルタイの女」

「ミュージック マガジン」表紙 (1994〜1997)

画集「にっぽんのえ」(小学館)
絵本「えりこ童話」(ELEPHANTINO)
「SEASON](メリーウェルズ)
「かぜひいた」作 もとした いずみ (偕成社)
「はつ恋 ツルゲーネフ」文 小川 洋子 (角川書店)

第1回チョイス年度賞
TIS会員

http://www.tis-home.com/sachiko-nakamura

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企画展「refrain」+「悪い本」開催中!

MAYAの2011年の締めとなる2つの展覧会は24日まで。
平日は11:30am 〜7:00pm 、
今回は土、日曜も5:00pmまでご覧いただけます。

表のギャラリーハウスMAYAは
「refrain」-18名のイラストレーターによるメメント・モリ-

メメント・モリとは「死を想え」という意味、
ヨーロッパ中世末期に使われたラテン語の宗教用語です。
2011年の生と死への想いが名曲名文学を通して描かれました。
https://www.gallery-h-maya.com/schedule/5326/

隣接するMAYA2では
吉田尚令・怪談えほん原画展 「悪い本」

原作はあの宮部みゆきさん。
10月に刊行されて以来twitterやネット上でも評判となり
「ダ・ヴィンチ」最新号ではひとめ惚れ大賞受賞…と
いま注目の絵本の原画展です。
https://www.gallery-h-maya.com/schedule/5343/

この時期、青山表参道界隈のギャラリーでは観ごたえのある企画展が
たくさん開催されていますね。ぜひMAYAにもお立ち寄りください。
お待ちしております!


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下川路博美展「Lovely day」

2011年12月5日(月)〜12月10日(土)

原宿にある版画工房ザボハウス銅版画の制作を始めて約10年。
女性らしい柔らかい世界をつくり続ける下川路さんの3年ぶり2回目の個展です。

「Sunday Brunch」 © Hiromi Shimokawaji

テーマは「香り」。
数年前に始めたアロマテラピーをきっかけに、香りをヴィジュアルで表現することを
考えられたのだそうです。

「Baby Rose」© Hiromi Shimokawaji

モチーフになったのは、
繊細な細工が施されたパフュームのボトル、
ゼラニウム、薔薇、プルメニア、オレンジなど香り豊かな花々や
小動物や鳥など。

「気の向くままに」© Hiromi Shimokawaji

大小さまざまなサイズの作品は全て一版多色刷りによる銅版画。
幾種類ものアロマオイルが用意され、
その時の天気やムードによってブレンドされたオイルが焚かれました。

https://www.gallery-h-maya.com/schedule/5322/
2008年2月個展「島からの贈り物」

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武田典子展「えまきもの」

2011年11月28日(月)〜12月3日(土)

2003年に装画コンペvol.3グランプリを受賞された武田さんの8年ぶり、受賞者展以来の個展です。
静かに内面に語りかけてくるような叙情的な世界を描き、多くの装画や挿絵を手がけて活躍されています。
今回はMAYAとMAYA2の2つのスペースを使ってボリュームのある展示をご覧いただきました。

MAYAでは彼女が愛する数篇の物語をモチーフにした新作を。

駆け戻るとき、頭の中で何を思ってたかわかるか、キャス?水を蹴散らして走るところだ。
目を閉じて、どこか遠くを漂うように、何か願うように、踊っていました。

チョコレート色の瞳は静けさで満たされ、僕には見えないどこか遠くをみつめている。
レース編み作家は黙祷し、ホルン奏者はホルンを吹く。その音は遠く森まで響いてゆく。

MAYA2では新聞連載小説「神の手」(久坂部羊著/北日本新聞・長崎新聞他)の
挿絵を中心に100点以上の花の絵を展示しました。

薔薇、芍薬、睡蓮,チューリップ、芥子…さまざまな種類の花々が描かれましたが
すべてご自身で撮影した写真を元に描かれたのだそうです。

http://www1.parkcity.ne.jp/takenocco/

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小林ゆき子展「Colors」

2011年11月21日(月)〜11月26日(土)

絵本や児童書の装画や挿絵などで大活躍中の小林さん
4年ぶりの4回めMAYAでの個展です。

教育画劇刊 © Yukiko Kobayashi

得意のお裁縫で洋服づくりをするオシャレ大好きな猫の女の子が主人公。
今年11月に出版された新作絵本「おしゃれなねこさん」(教育画劇)の原画を中心に
26点の作品を展示しました。

「星の楽士」© Yukiko Kobayashi

小林さんは展覧会のときはいつも絵本原画の他に、これから描きたいと
思っていらっしゃる絵本をイメージした作品を数点展示されます。
後に実際の絵本として出版されることも度々。
こちらでご紹介する「星の楽士」と「てぶくろ」も小林さんの頭の中には
おはなしの構想があるようです!

「てぶくろ」© Yukiko Kobayashi

これまでに出版された絵本の他にもフレーベル館よりシリーズで展開されて
大好評のキャラクター「くろくまくん」グッズなどもズラリと展示しました。
くろくまくんは「かるた」や「バースデーブック」、「さくひんホルダー」などに
なっています。

細部まで丁寧に描き込まれた、ファンタジックな小林さんの世界。
小さいお子さん連れのお客さまもたくさんいらっしゃいましたが、
温かくやさしい作品は大人の方にもお楽しみいただけたのではないかと思います。

http://www.humming-note.com/

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装画コンペvol.11受賞者ページ

今年7月に開催した装画を描くコンペティションvol.11
受賞者たちのページをupしました。

姫野はやみ(グランプリ)
石川ことみ (準グランプリ)
寺坂耕一(大滝裕子賞)
三好愛 (関口聖司賞)
中井絵津子(藤田知子賞)
丹野恵理子(MAYA賞)

装画コンペvol.11受賞者展2012年2月13日(月)〜18日に開催。
GALLERY HOUSE MAYAではグランプリ:姫野はやみ個展、
MAYA2は準グランプリ+各審査員賞5人によるグループ展をご覧いただきます。
(石川ことみ、寺坂耕一、三好愛、中井絵津子、丹野恵理子)

受賞作は勿論、新作も展示いたします。
力のある6人の作家です。どうぞご期待ください!

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内木場映子展「Nostalgie」

2011年11月14日(月)〜11月19日(土)

内木場さんはこれまで銀座で展示をすることが多かったそうですが、
MAYAでは初めての個展となります。
大小併せて26点の作品を展示しました。

「サーカス」© Eiko Uchikoba

銅版画の制作は約5年め。
どこかで見たことがあるような風景、
夢の中で出会ったような動物や人々。
深まる秋に相応しい心に沁みる世界が銅版画で詩的に描かれました。

「夜をつつむ」© Eiko Uchikoba

すべての作品にはタイトルと一緒に短い詩も添えられています。

「Lighthouse」© Eiko Uchikoba

ファンタジックなモチーフが、甘過ぎずビターな空気感で包まれているのは、
擦れたようなニュアンスのある色彩にも因るのでしょう。
版ズレした古い絵本のような風合いがあります。

今回は展示した作品をお求めくださるお客さまが大変多く、
「版画作家」として期待される声を聞くことも度々あるそうですが
内木場さんご自身は装画や挿絵といったイラストレーションの仕事と
絵本の制作が目下の目標。
一枚一枚、静かに物語が綴られるように作品を制作している内木場さん。
絵本となったときには、どのようなストーリーで私たちに語りかけてくれるのか…
楽しみに待っていたいと思います。

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