2017年12月4日(月)〜12月9日(土)
今年も様々なグループ展などに参加されて大活躍だった石川ゆかりさん。
一年ぶりの個展、たくさんの方におでかけいただいた賑やかな一週間でした。
日本の近代文学や詩に登場する女性たちへのオマージュです。
時代や環境は違えど、同じ女性として共感する、彼女たちの愛情や強さ、哀しみ。
心象風景や象徴的なイメージを描きました。
題材となったのは太宰治、高村光太郎、萩原朔太郎、寺山修司といった作家が描く女性たち。
女性そのものの姿だけでなく、海や鳥、花などを通して表現された揺れ動く心情が好評でした。
ブックデザイナーなどお仕事関係の方との会話、また偶然通りがかった海外からの旅行者が作品を購入してくださったり…と、石川さんご自身も様々な手応えを感じられた一週間だったようです。
そして作品をご覧いただいた女性たちからの共感の声は、何より嬉しく感じられたのではないかと思います。