2017年10月2日(月)〜10月14日(土)
2011年以来、岡田まりゑさんのMAYAでは2回めの個展です。
「見る人と対話のできる作品を作りたい」とおっしゃる岡田さん。
日ごろ気になる景色、モノ、言葉などを一版多色刷りの銅版画で表現されました。
10cm角の額に入った小さなドローイングから、今後はあまり発表することがなくなるかも…という大判の銅版画まで、25点を展示。
“一版多色凹凸版刷り”で制作された作品の幾つかは、絵の具の盛り上がった画面を見ていただきたいと、額のガラスを外してご覧いただきました。
『描く』ように絵の具を版に置いている、という制作の様子を感じていただけたのではないかと思います。
秋の感傷的な気分にそっと寄り添うような、切なく美しい世界をご覧いただきました。