2010年10月25日(月)- 10月30日(土)
さまざまな雑誌や児童書などで活躍するおぜきさんです。お天気が不安定な一週間でしたが、毎日素敵なお着物姿でお客さまをお迎えしていました。
お仕事でも「和もの」を得意として描いていらしたおぜきさんですが、今回はテーマをギュッと絞りたい、と「落語」の世界を描かれました。
描くと決めてからはたくさんの噺家、演題をひたすら聞きまくったとのこと。どっぷりと浸って落語の魅力を再認識されたそうです。
ギャラリーでは出囃子や名人たちの落語の音源を流し、思わずじっくりと聞き入られるお客さまも。スタッフの私たちも仕事をしながら吹き出してしまうような楽しい展示でした。 ちなみにおぜきさんのお気に入りの噺家は桂枝雀さん。
展示したのはたくさん描かれた作品から選りすぐった26点(演題は24点、うち22点が古典落語)。
落語に登場する老若男女や動物たち、この世のものでないキャラクターが イキイキと軽やかに描かれました。
使用画材は顔彩と岩絵の具です。