昨年たまたまマット・デーモン主演の映画「DOWNSIZING」(2017)を観たのですが、内容はともかく人間の身長を12〜13cmに縮めるという設定は私の記憶を呼び覚ましました。
小学生のころ、小人が主人公の物語「木かげの家の小人たち」(いぬいとみこ)や「床下の小人たち」(メアリー・ノートン)に夢中でした。もし私の目の前に小人がいたらどんなだろう、私たちサイズの世界の中でどんな風に生活しているだろう? あれこれ空想して、ミニチュアのおもちゃの道具やらグリコのオマケやらを、小人に出会うときに備えてお菓子の缶にため込んだりしたものです。
長らく忘れていた空想、ここに小人がいたら?
大人になって久しい今の私が、現代を生きる小人たちをロマンチックからちょっとブラックまで、思いつくままに描いてみました。
イラストレーター
桑沢デザイン研究所Ⅱ部ビジュアル・デザイン科卒
山田博之イラストレーション講座第10期
坂川栄治の装画塾2016年1期
個展 2014年 Kids 物語の中の子ども達(ギャラリーハウスマヤ)
その他グループ展多数