2018年2月19日(月)〜2月24日(土)
今年も装画コンペ受賞者展を開催しました!
MAYAでは、17人目のグランプリ・大場ケンイチさんの個展を。
ダンボールで作ったジオラマを撮影、光や影も絵の一部として制作されます。ご自身が好きで影響を受けたストップモーションアニメの一コマのような表現が狙いなのだそう。そんなアナログで奇抜な技法が新鮮な魅力を放っていました。
https://www.gallery-h-maya.com/artists/obakenichi/
MAYA2は、準グランプリと各審査員賞の5人展。
準グランプリの佐俣水緒さんは、もともと木炭やチャコールペンシルなどで動物や植物を得意として描かれる作家です。応募作品には数多くの「種の起源」がありましたが、細部まで丁寧に描き込まれた画面の美しさとアイデアの巧みさが佐俣さんの受賞の決め手となりました。
https://www.gallery-h-maya.com/artists/samatamio/
伊佐郷平さんは大島依提亜賞。音楽活動をされている伊佐さんは、絵を描きはじめて間もない頃にコンペを知って参加してくださったそう。大島さんが「絵から発せられる声は極端に小さいけれど、何故か際立つ絵」「装丁者魂に火をともすような高揚があった」と選んでくださいました。(繊細な線が写真では殆ど映りませんでした。ごめんなさい)
https://www.gallery-h-maya.com/artists/isakyohei/
高柳雅人賞の島本剛さんです。オーソドックスな技法でありながら、人物をユニークな角度で切り取った構図と、透明感ある美しい表現が目を惹きました。以前はデジタルだったそうですが、最近の作品は透明水彩、ポスターカラーで描かれています。
https://www.gallery-h-maya.com/artists/shimamotogo/
萬丸さんはミルキィ・イソベ賞。
「未知への旅立ちの予感と、そこで出会う生命たちは、人間よりもずっと素敵で魅力あるものなのだという、現代的な豊かな生命観を感じさせる」というミルキィさんの講評のお言葉です!
https://www.gallery-h-maya.com/artists/yorozumaru/
ビビッドな色彩で描く風景画が印象的な末原翠さんはMAYA賞。
南米のブラックリアリズムと熱のある空気を孕んだようなエレンディラで受賞です。展示では大聖堂や東京の夜景などバラエティに富んだ風景が並びました。
https://www.gallery-h-maya.com/artists/sueharamidori/
展示終了後の記念写真です。
6人の今後の活躍をどうぞご期待下さい!