2016年10月10日(月)〜10月15日(土)
少女像を描き続ける作家、としなりさんのMAYAでは初めての個展です。
女の子は自分の分身でもあると同時に、どこか遠くの知らない子のようにも感じると、としなりさんはおっしゃいます。
印象的な眼差しとシリアスな佇まい。どことなくユーモラスな雰囲気も漂います。
何年ものあいだ描き続けられながら、決して歳をとることのない少女たち。
僅かな要素で構成されたシンプルな画面には、その時々の空気感や、出来事、作者の感情などが日記のように記されているようです。
昨年の秋にはパリで個展を開催。今回も外国人のお客さまが多い一週間でした。
正面に展示した、これまでで一番大きな40号の作品は道行く人の視線を集めていたようです。