2011年9月19日(月)〜9月24日(土)
今年の3月に亡くなられたまえのまりさんが近年手がけていらしたのが
小説誌「asta*」(ポプラ社)のお仕事。
実際に装画として使われた作品と、
これから先の「asta*」のために…と描き遺されていた沢山の作品から
ADの緒方修一さんとポプラ社の編集者である吉田さんによって選ばれた45点を
MAYAとMAYA2の2つのスペースで展示いたしました。
100冊以上あった制作ノートの一部。
ガラスの瓶に入っているのは音符の形に切り抜かれた紙。
1つ1つに年月日、時刻、そして “mari maeno” とサインが記されていました。
こちらもたくさんあった紙片の一部です。
絵は視覚言語=詩
色彩は言葉。
「絵」は最後には自らの力で絵となる!
描くことと生きることは同じこと。
時間をかけてこそ生まれるものもあり死ぬものもある。
絵の生き死には作家が握っている。その絵が「生きるように」
作者は造らなければと思う。いい絵が必ず持っているもの、
活き活きとした生命力ではないか…と
■の色の部分は、まえのさんの制作ノートにあった言葉から抜粋したものです。
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