岩崎書店編集部・堀内日出登巳 presents
2013年4月1日(月)〜6日(土)
これまでにないユニークで魅力的な絵本の編集に携わり、
絵本の世界に次々と新しい風を吹き込ませ続ける岩崎書店の堀内さん。
昨年MAYAで開催した「絵本のためのお話づくり講座」でも講師をしていただきました。
今回の展示では堀内さんが最近手がけた数多くの絵本の中からの一冊、
こばやしゆかこさんの『どどのろう』の原画をご紹介。
写真は、堀内さん(左)と著者の穂高順也さんによるトークイベント時の一枚です。
会期中は堀内さんによる絵本クリニックも毎日夕方に開催しました。

© Yukako Kobayashi
『どどのろう』とは願いを三つだけ叶えてくれるという泥人形の名前。
「すべての物語は元をたどると民話に行き着く」とおっしゃる穂高さんが
原点に帰って、モノを言わない泥人形をテーマにしよう!と綴られたお話です。
絵本原画以外にもオリジナル作品を展示。

© Yukako Kobayashi
キュートな はりねずみ の女の子が主人公のお話6点×2話。

© Yukako Kobayashi
思わずニッコリな表情豊かな動物たちも。
こばやしさんの作品は原画を切り貼りして作られています。
エッジの効いたアウトラインや、ほんの僅かにできる影など
印刷でご覧になったときにちょっと不思議な感じを受けた方も多いのでは。
細部まで丁寧に作り込まれた原画ならではの美しさをじっくりご覧いただきました。