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くまあやこ「空飛ぶ中庭」

2013年7月22日(月)〜7月27日(土)

MAYAスタッフとしてもお手伝いをしてくれている、くまちゃんの展覧会です。
この数年多くのグループ展などに参加されていましたが、 個展としては6年ぶり。
じっくり力を蓄えて制作した大小さまざまな作品を30数点…とたっぷりご覧いただきました。

「月水浴」© Ayako Kuma

自然、音楽、絵、物語、詩、旅、美味しい食べ物や楽しい時間など、
日々出会ういろいろなものがMIXされ、より色濃く、深く、魅力的になってきた
くまちゃんの空想世界。
東欧の絵本に登場するような、ちょっとスパイシーな可愛さが印象的な動物や少女が
ファンタジックに描かれています。

「魚目の女」© Ayako Kuma

銅版画や紙版画、ドローイング、コラージュなど、画材や技法でも自由にのびのび。
動物を得意としていたイメージが強かったものの、今回は人物もたくさん登場し大好評でした。

「プラテーロ」© Ayako Kuma

新作で描かれていた、スペインの詩人ヒメネスの散文集『プラテーロとわたし』や
イタリアのジャコモ・レオパルディの詩は、くまちゃんの創作意欲をかき立てるようで、
今後もこうしたテーマの作品が増えてゆきそうです。

https://www.gallery-h-maya.com/artists/kumaayako/

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9月23日(月)〜9月28日(土)
町田尚子個展「hovering」

© Naoko Machida

新作『おばけにょうぼう』(内田麟太郎/イースト・プレス)の原画数点と、
描き下ろしの新作が並びます。
幻想的な空間を、体験しにいらして下さい。

1968年、東京都生まれ。武蔵野美術大学短期大学部卒業。
月刊『新潮45』表紙(2002年1月号〜2008年10月号迄)を担当。
装画に『ペギー・スー』シリーズ(角川書店)『ドラゴンキーパー』(金の星社)など。
絵本に『小さな犬』(白泉社)『うらしまたろう』(文・山下明生  あかね書房)
『いるの いないの』(作・京極夏彦  岩崎書店)。
作品集に 『FERRIS WHEEL』(Project: ARTS AND CRAFTS)がある。

http://www.d7.dion.ne.jp/~inukaki/

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9月16日(月)〜9月21日(土)
山口マオ個展「キヨシローになろう!」

© Mao Yamaguchi

なかなか厳しい時代に、言いたいことをはっきり言っていくのは、
たいへんだけど、大事なこと。キヨシローのようにぶっとばしていきたい!
ドローイング、版画合計30点ほど、展示です。
マヤ2は、なんかいっぱいかざりますね。

山口マオ(真生)イラストレーター、画家、版画家、絵本作家
1958年、千葉県千倉に生まれる
東京造形大学卒業。ザ・チョイス年度賞入賞とともにイラストレーターとしてデビュー。
主に木版画を中心に、雑誌、書籍、装丁、広告、などの他、
宇宙百貨やGAKKEN、高橋書店、海猫堂から、オリジナルグッズを制作、
2000年以後は絵本作品も多く手掛けるなど、幅広い分野で活動している。
主な出版物に、「椰子・椰子」「猫じゃらし」「猫町」「元気になる50の言葉」など。
絵本に、「わにわにのおふろ」小風さち文による「わにわに」シリーズの他、
「十二支のはじまり」岩波書店、「なりました」「ふくろうのそむものや」
「かにのしょうばい」すずき出版、「オオカミがやってきた」「妖怪ぞろぞろ俳句の本」童心社、
「はすいけのぽん」岩崎書店、「はっぱみかん」「でんぐり、でんぐり、でんぐりこ」佼正出版、
「トコロウとテンジロウ」「ソーセージの絵本」農文協」「おれはサメ」フレーベル館など多数。
千葉県南房総市在住、千倉にオリジナルギャラリー&ショップ海猫堂がある。

http://www.tis-home.com/yamaguchi-mao

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9月9日(月)〜9月14日(土)
三木香個展「Circus」

© Kaori Miki

空中ブランコ、猛獣使い、道化師、人魚…
描き続けているANIMAL×ROCKの世界に
[Circus=サーカス] を盛り込みました。

*初日は11:30pmから、火〜土曜は2:00pmから閉廊時間までいる予定です。
ぜひご高覧ください。

1989年 兵庫県出身
2012年甲南女子大学 文学部メディア表現学科卒

大学在学中でのバンド活動で、好きな音楽にイラストを取り込むことを試みることが
きっかけとなり活動を始める。
2012年9月の初個展(@GALLERY HOUSE MAYA)でイラストレーターとしてデビューする。
動物、少女、ROCK、幻想をテーマに、活動している。
ANIMAL×ROCKを軸に、今後様々なテーマを取り入れていきたい。

―個展―
2012/9/10~9/15 初個展
ANIMAL×ROCK 凛とした目を持つROCKな動物と少女の世界 (GALLERY HOUSE MAYA)
2013/9/9~9/14 Circus幻夜への招待(GALLERY HOUSE MAYA)

―グループ展―
2013/8/15~8/20芸術の存在意義「展」NO.13 (東京アートイマジンギャラリー)

https://www.gallery-h-maya.com/artists/mikikaori/
http://mikikaori.jimdo.com

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装画コンペvol.13受付中


装画コンペvol.13の応募作品受付中です。
直接搬入は7月28日(日)、29日(月)、30日(火)の3日間。
12:00〜7:00pmの間に、応募票を持参の上、
直接ギャラリーへおでかけください。
猛暑の晴天
かと思えば、突然の雨やカミナリなど不安定なお天気ですが
どうぞ気をつけてお出かけください。
冷たい麦茶を用意してお待ちしております!
どうぞよろしくお願いいたします。

*郵送でのご応募も30日到着分まで承っております。
https://www.gallery-h-maya.com/competition/13manual/

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安藤貴代子展「ハテナノハナシ」

2013年7月15日(月)〜7月20日(土)

安藤さんは藤沢周平「蝉しぐれ」を描きMAYA装画コンペvol.8グランプリを受賞。
以来、時代小説や児童文学の装画や、新聞連載小説の挿絵などを手がけて活躍中です。

「眺望」© Kiyoko Ando

「普通に描いてるつもりでも“フシギな絵”と言われる」とおっしゃる安藤さん。
それでは!と今回は敢えて「不思議」な話ばかりを集めての展示となりました。

「Magic Blue Case」© Kiyoko Ando

題材になったのは、佐藤さとる『机の上の仙人―机上庵志異』に収録されたファンタジックな童話や、
竹筒に棲むほどのサイズで飼い主のために働くといわれる妖怪『管狐(くだぎつね)』、
天狗の団扇に見立てて疫病を払うといわれるヤツデや、毒薬で有名なトリカブトなどなど、不思議がズラリ。
「Magic Blue Case」は好きな曲にインスピレーションを得て「和」の表現で描いてみたのだそうです。

© Kiyoko Ando

画材はアクリルガッシュ透明水彩カラーインクなど時々で使い分けていらっしゃるそう。
これまでのお仕事ではあまり見せることのなかったタッチで、大きい画面に描かれた風景も
のびのびした筆致が気持ちいい!と好評でした。

https://www.gallery-h-maya.com/artists/andokiyoko/

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井上朝美展「らうらうじ」

2013年7月8日(月)〜7月13日(土)

井上さんは広島在住。9年間自動車メーカーでカラーデザイナーとして働き、
昨年からフリーのイラストレーターとして活動開始されています。東京での初個展です。

© Asami Inoue


作品を通して動物や植物の瑞々しい美しさ、愛らしさ、ユーモラスさを伝えたいと
おっしゃる井上さん。
タイトル「らうらうじ」も古語で上品で美しい、可愛らしい様子を意味する言葉です。

© Asami Inoue

早くも連日猛暑の一週間でしたが、蛙、亀、鯰、イカ、タコ、金魚…と
愛嬌たっぷりに描かれた水辺の生き物たちが並んだギャラリーはとても涼やか。

「瓢簞鯰」© Asami Inoue

今回数点描かれた「瓢簞鯰」とは、つるつるの瓢箪でただでさえ捕まえにくいナマズを
押さえつけるにはどうするか?という禅問答から、とらえどころのない様子や、
そのような人のことを表す言葉として使われるのだそうです。
大津絵などのモチーフとして描かれ、歌舞伎舞踊にもなっています。

一見唐突なモチーフを組み合わせることで面白みを出したいし、ダジャレや言葉遊びも大好き。
日本画材によるオーソドックスな技法を磨きつつ、井上さんならではの軽やかで愛らしい
「和」の表現は今後も更に広がりをみせてくれることと思います。

http://www.kazamai-asami.com

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松成真理子原画展「手ぶくろを買いに」

2013年7月1日(月)〜7月6日(土)

まいごのどんぐり』『せいちゃん』など心がほんわり温かくなる人気絵本を
数多く手がけ続ける松成さん。MAYAでは10数年ぶり、ひさしぶりの個展です!

© Mariko Matsunari

新美南吉生誕100年の年、たくさん出版されている南吉童話の一冊として
松成さんの『手ぶくろを買いに』が岩崎書店より出版されました。

© Mariko Matsunari

美しい色彩は塗り重ねた水彩絵具によるもの。寒い冬の一夜が美しく温かく描かれています。
「おかあちゃん、お手てがつめたい。お手てがちんちんする」
そんな子ぎつねの愛らしい姿に胸がキュンキュン!

「赤い蝋燭」© Mariko Matsunari

「みんなはびっくりして草むらに飛込み耳を固くふさぎました。
耳ばかりでなく眼もふさいでしまいました。
しかし蝋燭はぽんともいわずに静かに燃えているばかりでした。」

絵本原画の他に、代表作『ごんぎつね』『でんでんむしのかなしみ』や
『子どものすきな神さま』『お月さまを』といったあまり知られない短編に
焦点を当てた作品も並び、南吉の世界をたっぷりとご堪能いただきました。

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maya store に追加しました。


厳しい暑さが続いています。
目に涼しいイラストレーションはいかがでしょうか。
maya store 佐々木悟郎さんしりあがり寿さんの作品
5点ずつ追加いたしました。

他にも木村タカヒロ氏、原マスミ氏、木村タカヒロ氏の作品をご覧いただけます。

https://www.gallery-h-maya.com/store/

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しりあがり寿「ねつでやすんでいるキミへ」原画展

2013年6月24日(月)〜29日(土)

漫画家として独自の活動を続けながら、アートやエッセイ、映像などジャンルを越えて
活躍されるしりあがりさんの絵本の原画展です。
連日たくさんの方にお出かけいただきましたが、特にしりあがりさんがいらっしゃるときの
ギャラリーはサイン会、撮影会のように賑やかでした!

© Kotobuki Shiriagari

© Kotobuki Shiriagari

2009年「はしるチンチン」に続き、今年岩崎書店より刊行された
『ねつでやすんでいるキミへ』
病気で眠る子どもに寄り添って語りかける、親の一言一言が心に沁みる
愛がたっぷりと詰まった絵本です。

© Kotobuki Shiriagari

絵本原画の他に、ポストカードサイズの原画や掛け軸が並びました。
こちらは「ねつでやすんでいるオヤジ」のシリーズの一枚です。
「ガバッ」と勢いよく起き上がるオヤジの姿も。熱が下がったのでしょうか?

© Kotobuki Shiriagari

静かにちゃぶ台を見つめ、湯船に浸かり、スカイダイビングをするかと思えば
海に浮かんで空を眺め、時には潜ってウニを捕る(あまちゃん?)……
そんなオヤジたちの姿にお客さまの笑顔がいっぱいの一週間でした。

maya storeでも展示作品の一部をご覧いただけます。

http://www.saruhage.com

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