2016年9月12日(月)〜9月17日(土)
時代物を描き、装画や文芸誌の挿絵などで活躍、4年ぶりの個展です。
いつも個展の度に新たなプレゼンテーションを考えるチユキさん。
今回はお仕事で描くことの多い江戸時代ではなく「近代」を舞台にした作品が並びました。

© Chiyuki Crea
向島の春
明治の頃の向島。既に桜の名所だった様です。

© Chiyuki Crea
おりく(しぐれ茶屋おりく/川口松太郎より)
蛤のしぐれ茶漬けを出す有名料亭の主人、
「おりく」を中心に繰り広げられる人間模様を描いた小説より。
江戸川乱歩、夏目漱石、川口松太郎、林芙美子などの小説も作品のモチーフに。

© Chiyuki Crea
街角ヒーロー
いつも鮮やかに魚を捌く魚屋職人。昭和の頃はリヤカーで移動商店。

© Chiyuki Crea
破壊前
明治の子供達は障子の張り替え前の自由なキャンバス。
着物から洋装、髷から断髪、そしてパーマ…といった様々な人々の姿、生活の様子を通して移り変わる時代をご覧いただきました。