2015年5月25日(月)〜6月3日(水)

撮影:山田光生
タイトル通り、9回目となる城芽さんの個展です!

「シャルロット」© Hayato Jome
お仕事では本の装画や文芸誌の挿し絵、絵本などで、さまざまなモチーフを描かれていますが
今回の展覧会に並んだ作品の殆どが女性のポートレイト。

「Puffy」© Hayato Jome
不思議なニュアンスを表情に漂わせる女性たち。
実在感のある彼女たちの姿に『モデルはいるのか?』という質問を受けることが
多かったようですが、特定のモデルがいるのではなく、さまざまなイメージを重ねて
描かれているとのことです。

「まどろん」© Hayato Jome
これが9回目の個展となりますが、描くものは、変わらず人物です。
表現したいのは不戦の誓いです。
無表情には、千変万化の表情が入れ込めると、信じています。
叫びではなく、昂ぶりでもなく、淡々とした強さを、描き込めたいと思っています。(城芽ハヤト)

「緑陰の過客」© Hayato Jome
使用画材はアクリル絵具、赤・青・黄の三原色と白・黒の5色を混色して描かれています。
もともとマチエールのあるキャンバスボードの地を活かすことで、画面上にドットが見えるため
ときどきデジタル制作と間違われることもあるそうです。(お仕事ではフルデジタルということもあり。)
城芽さんが作詞、作曲、演奏、唄のすべてを手がけたCDや、
DMの女の子が着ているものと同じデザインのTシャツも販売。
会期中は突発的にミニ・ライブも!賑やかで peacefulな9日間でした。