装画を描くためのブラッシュアップ講座vol.3

with 高橋千裕+二宮大輔(新潮社装幀室)

こちらの募集は終了しました。

ギャラリーハウスMAYAは装画を描くコンペティションを12年間毎夏開催し、多くのイラストレーター達と出会いご紹介してまいりました。彼らは装画だけでなく、月刊誌の表紙や、新聞連載小説の挿絵など様々な分野で大いに活躍をしています。
私どもは毎回コンペティションのたびに、受賞者以外にも多くの参加者に可能性を見つけ、彼らに更なる飛躍をしていただきたいと願ってまいりました。背中をちょっと押したい、と思う方が多かったのです。

そうしたことから始めた「ブラッシュアップ講座」でしたが、今回は新潮社の超ベテランデザイナーと将来を嘱望されている若手とのコンビによる特別講座を企画いたしました。

ベテランと若手の目を通して、魅力ある装画とは何か、ビジュアル化することを前提とした本の読み方などを講義。毎回、講師が選ぶテキストを次回までに課題として描き上げ、描き手の意図を聞きつつ、講師によるアドバイスを受けて装画としての必要条件を学んでゆきます。
エディトリアル系イラストレーションにより深く携わりたい方にとって最適な講座となると思います。

特典として講座修了後は、MAYAウェブサイト内artistページに受講生全員を追加。受講中に制作したものを含む作品とプロフィールを掲載いたします。また個展をご希望の際にはご優待いたします。

ご参加をお待ちしています。一緒に勉強してゆきましょう!

■講師紹介(敬称略)
・高橋千裕
新潮社入社以来30年、一貫して装幀を専門として本を造り続けてきた。現在、装幀部・装幀設計室室長。近年の装幀では文庫版「ローマ人の物語」(塩野七生著)、「象の消滅」「東京奇譚集」(村上春樹著)、「風は山河より・全五巻」(宮城谷昌光著)などがある。
・二宮大輔
1975年東京生まれ。個人デザイン事務所、スイス・バーゼル留学、映像制作会社、フリーを経て、2006年より新潮社装幀室勤務。最近の担当書籍は、「レッドアローとスターハウス」「エコー・メイカー」「トマス・ピンチョン全小説」など。

■スケジュール
・第1回 2012年11月21日(水)
・第2回 2012年12月12日(水)
・第3回 2013年1月16日(水)
・第4回 2013年2月13日(水)
・第5回 2013年3月13日(水)
・第6回 2013年4月17日(水)

■場所
MAYA2

■定員
12名まで

■参加料
85,000円/税込(分割でのお支払いも可)

■お申し込み方法

・作品のカラーコピー5枚程度とプロフィール(A4サイズのファイルに収めてください)
・受講申込書
・ファイル返却用封筒(返却必要な方のみ。切手または着払伝票と宛先を記入)
以上を9月29日(土)の期間内必着でギャラリーハウスMAYAへ郵送または
ギャラリーへ直接ご持参ください。
受講可能な方には、10月中旬までにギャラリーより直接ご連絡いたします。