2019年12月9日(月)〜12月14日(土)
3年ぶりの松成真理子さんの個展です。
さまざまな絵本の原画や描き下ろし作品、何気なく描かれた「日々のらくがきのようなもの」を大小さまざまなサイズでご覧いただきました。
ゆきの こぼうず
ゆきの こぼうず
やねに おりた
つるりと すべって
かぜに のって きえた
陶芸のオブジェや小皿、ぐい呑、これまでに出版されたたくさんの絵本も。
ギャラリーの奥に鎮座していたつぶらな瞳が愛らしいヨダカさん。
思わずお団子などお供えしたり、拝みたくなるような不思議な存在感を放っていました。
人間や動物、植物や虫、そして雪までも、どの絵からも松成さんの穏やかで愛情深い眼差しが感じられます。
お出かけいただいた方には優しく豊かな色彩と物語から、暫し冬の寒さや暮れの慌ただしさを忘れて温かい気持ちになっていただけていたら…と思います。