ontology=存在論は哲学用語で
『存在の存在を存在をもって証明する』という考え方です。
それは、まさに写真機の機能そのもののように感じます。
「私は確かに見た」と捕らえた像は、
実は故意に切り取られた現実の断片でしかありません。
フィクションとノンフィクション、リアルとファンタジーその境界、
それは思い出や日常の中の嘘や本当、常識や非常識、
信じることや、折り合いを付けること、そんな感情とよく似ています。
イラストレーションと平行して、長年写真の制作を行ってきました。
その初めての個展になります。
mayaとmaya2で少し雰囲気の違った作品を展示する予定です。
今後、イラストレーターと写真家を両立していければと思っています。
ご高覧頂ければ幸いです。
1979年東京都生まれ
東京工芸大学大学院修了、セツ・モードセミナー修了。
以後フリーランス。個展数回、グループ展多数。
第4回ギャラリーハウスMAYA『装画を描くコンペティション』MAYA賞
第25回グラフィックアート『ひとつぼ展』入選
第4回CWC『CHANCE展』ファイナリスト受賞 他少々
主な仕事として、ミステリー、時代小説、児童文学等の書籍装画・挿絵、
雑誌・文芸誌、新聞、WEB等の連載小説挿絵。
その他、広告、TV番組、CDジャケット、ロゴマーク、壁画等。
書籍『漂流老人ホームレス社会』(著:森川すいめい/朝日新聞出版/2013)の
カバーフォトを担当。
http://www.artakuto.com/
http://photo.artakuto.com/
https://www.gallery-h-maya.com/artists/endotakuto/