nivo slider image nivo slider image nivo slider image

福井真一個展「人物を描く -PORTRAIT DRAWING-」

2013年10月14日(月)〜10月19日(土)

主宰するF-School of Illustrationから、現在活躍するイラストレーターを
何人も輩出し続けている福井さんの約5年ぶりの個展です。
MAYA装画コンペ受賞者でもFスクール出身の方がたくさんいらっしゃいます。

© Shinichi Fukui

こちらは出来立てホヤホヤ!の福井さんの新刊。
今回の展示では約80点の原画が並びました。

© Shinichi Fukui

広告や装画、挿し絵などで心に残る女性たちを数多く描き、
現代の美人画家として長い間第一線で活躍されてる福井さんによる
美しい人物を描くためのメソッド。
画材の種類、デッサンや着彩、ヘアやメイクなどファッションだけでなく、
骨格や筋肉の仕組みを解説した人体解剖図まで多岐に渡って解説されています。

© Shinichi Fukui

人物の形を描く、特徴をとらえる「基礎編」、
美の定義を知り、着彩と質感表現に挑む「実践編」、
色彩やタッチを活かした表現の研究「応用編」、
少しずつステップアップする練習課題「資料編」。
絵を描き始めた方の入門書としても、
迷ったときの虎の巻としてもお使いいただける貴重な一冊です!→amazon

少し前に発売された『楽しく描けるイラストのコツ27 』(玄光社MOOK)では
「イラストは自由に、楽しく描くのが一番」という福井さんの理念のもとに
運営されるF-School of Illustrationの様子を垣間みることができます。

*オマケ
自画像と一緒に
キラースマイルの福井さんです。


http://www.tis-home.com/shinichi-fukui

カテゴリー: From MAYA, MAYA | タグ: |

映画『カンタ!ティモール』上映会のおしらせ

.


『舞台は南海に浮かぶ神々の島、ティモール。
ひとつの歌から始まった運命の旅が、
音楽あふれるドキュメンタリー映画となった。
この島を襲った悲劇と、それを生き抜いた奇跡の人びと。
その姿が、世界に希望の光を投げかける。』

http://www.canta-timor.com/

PEACE CARD東京展の開催期間中、
MAYA2で映画『カンタ!ティモール』の上映会をいたします。
ギャラリーでの自主上映の為、劇場のような環境とはいきませんが、
まだの方には、これを機会にぜひご覧いただきたい、
ちからに満ちたドキュメンタリー作品です。

■日時:11月6日(水) 19:15〜  11月8日(金) 19:15〜
(本編110分/終了時間21:05予定)

■定員:各回15名
■参加費:800円

■要予約: お申込みはgalleryhousemaya@gmail.comまで以下をお知らせください。
御予約完了、もしくは定員に達していた場合、いずれの場合もメールを返信します。
・カンタ!ティモール上映会参加希望
・お名前
・ご希望日にち/6日(水) 8日(金)
(両日どちらでも参加可能の方は第一希望、第二希望をご記入ください)
・当日連絡用お電話番号

当日会場内では水分補給用の飲み物以外の飲食、ならびに喫煙はできませんので
ご了承ください。


上映中は入り口ドアを閉めさせていただきます。途中入場はできません。
7時00分までにご入場いただきますようお願いをいたします。

*PEACE CARD展、ハガキでのご参加もお待ちしております!
〒107-0061 東京都港区北青山2-10-26 MAYA2
「PEACE CARD 2013 東京展」

カテゴリー: From MAYA | タグ: |

石川えりこ個展「炭坑のあるまちで育った」

2013年10月7日(月)〜10月12日(土)

絵本作家として長いキャリアを持つ石川さんは、意外なことに個展は今回が初めて。
MAYAは描き下ろしのオリジナルをモノクロームの世界で、
MAYA2では、過去に出版された絵本や教科書の挿し絵、広告など、
幅広いお仕事をカラフルにご覧いただきました。
写真奥の壁面下に並んでいるのは石炭。まるで絵からこぼれ落ちたようです。

© Eriko Ishikawa

描かれたのは、昭和30年ごろの炭坑の町。
石川さんが子ども時代を過ごした福岡県筑豊地方の思い出。

© Eriko Ishikawa

ボタ山、石炭を洗浄した水が流れる「どろの河」、労働者たちの住む長屋…
知っているようであまり知られていない炭坑町での生活を描くと決めたときに
石川さんは『これは鉛筆でしか表現できない!』と思った、とおっしゃいます。
さまざまな濃度の鉛筆を駆使して(腱鞘炎の痛みと闘いながらも)、思いが込められた
力作が生まれました。

© Eriko Ishikawa

炭坑には生命の危険が常に伴う過酷な労働といった厳しいイメージもありますが、
石川さんの絵の中にはキラキラ輝くような力強い生命力に満ちた子どもたちの姿を
たくさん見ることができます。
今回描かれた物語は、さらに作品を追加して2014年に福音館書店より絵本として刊行予定。
どうぞご期待ください!!

http://www.ab.auone-net.jp/~kiki
http://i.fileweb.jp/ishikawaeriko

カテゴリー: From MAYA, MAYA | タグ: |

浅見ハナ個展「寺山修司 短歌の世界」

2013年9月30日(月)〜10月5日(土)

装画や挿し絵、映画のビジュアル、個展やグループ展などで活躍中の浅見さんです!
MAYAでは初めての展覧会、秋の深まるこの時季に相応しい、しっとりとした一週間でした。

© Hana Asami

マッチ擦る つかのま海に霧深し 身捨つるほどの祖国はありや

寺山修司さんは「言葉の錬金術師」の異名を持ち、これまでに映画や演劇、小説…など
ジャンルを飛び越えて数多くの作品が生み出されました。
子ども時代は『時には母のない子のように』(唄;カルメン・マキ ,
詞;寺山修司)を
よく口ずさんでいた、と浅見さんはおっしゃいます。

© Hana Asami

一本の樫の木やさしさその中に 血は立ったまま眠れるものを

これまでも百人一首など短歌の挿し絵の仕事をされていらっしゃいましたが
今回の展示では“寺山修司の短歌”に焦点を絞りヴィジュアル化した作品が並びました。

© Hana Asami

夏川に木皿しずめて洗いいし 少女はすでに わが内に棲む

作品は、アナログとデジタルの ミクストメディア
下絵をデジタルで彩色し、下地を塗ったり和紙を貼ったりした紙に出力、
さらにアクリルガッシュで彩色…という工程を経て作られています。

インパクトの強いビジュアルが伴うことの多い寺山作品ですが、
既存のイメージに捕らわれることなく、制作することを意識したとのこと。
そして、作品の中で繰り返し描かれる『母』の姿は、読み進めてゆくにつれ、
浅見さんにとっての母親像とも重なっていった、とおっしゃいます。
力強く、静謐な世界が繊細に表現されていました。

http://goo.gl/wiBAH

カテゴリー: From MAYA, MAYA | タグ: |

町田尚子展「hovering」

2013年9月23日(月)〜9月28日(土)

『新潮45』の表紙や本の装画、さし絵、絵本などで活躍されて、熱心なファンを持つ
町田さんの展覧会です!

『遠雷』© Naoko Machida

町田さんの絵に繰り返し登場するのは、少女と猫。
そしてジャッカルやハイエナ、カモシカや獏など、ちょっと珍しい動物たち。

『方向指示器』© Naoko Machida

幻想的な世界はまるで夢の中の景色。微かな空気の動きや息づかいを捉えようと、
耳を澄ますように作品に向かうお客さまたちが印象的でした。
作品はキャンバスアクリルガッシュで描かれています。

© Naoko Machida

新作28点と一緒に壁面を飾ったのは、絵本『おばけにょうぼう』(内田麟太郎 著/イーストプレス)
の原画。妖怪の男女がお見合いをして結婚、子どもが産まれるまでを描いた『化物婚礼絵巻』が
元となったお話なのだそうです。
いるのいないの』(京極夏彦 著/東雅夫 編/岩崎書店)では、子どもから大人までを震え上がらせ、
迫力たっぷりの「怪談絵本」として強烈な印象を残しましたが、こちらの絵本は「おばけ」とはいえ、
思わずクスッと笑ってしまうような楽しさがあります。
制作の際は「おばけ=妖怪」を異形のものたち、と考えた途端に筆が進みだした、とのことでした。
町田さんの愛猫白木さん(ファン多し!)にもご注目ください。

© Naoko Machida


NaokoMachidaWeb

展示作品の一部はmaya storeでも
ご紹介しております。

カテゴリー: From MAYA, MAYA | タグ: |

11月25日(月)〜11月30日(土)
加藤妙子個展「ドローイングと影絵の作品」

© Taeko Kato

人や動物や自然が大好きで、物語の世界を「心のごちそう」として
伝えるために様々なジャンルで制作発表しています。
ドローイングの作品と影絵の上演のために制作したものから
ご覧頂きます。

★会場で火曜日~金曜日の夕方6時より20分程度、影絵を上演いたします。

作家ホームページ http://www.cl.bb4u.ne.jp/~taracyan/
おと絵がたりホームページ http://www.cl.bb4u.ne.jp/~otoe-net/

1958年 大阪出身。
京都芸術大学美術学部デザイン専攻卒
1985年~ サントリーデザイン部を経てフリーランス。
雑誌の表紙(grafication1月号)や しんゆり映画祭のメインビジュアル、
また、ジュースやゼリーなどのギフトパッケージ用のイラストの制作を行う。
日本パッケージデザイン協会会員
ギャラリーハウスMAYAで2年に一度個展開催。

●版画制作で国内外の展覧会に出品する。
国際ミニ版画展【バルセロナ】、アスロパ国際版画展、日中韓美術交流展、
アジア女性アートフェステイバル他
●2003年より 市民活動として大型影絵巻の制作と上演を行う
「おと絵がたり」で、小学校や様々な公共施設で
年間公演回数約20数回の公演をおこなう。

カテゴリー: 11月, 2013年, MAYA, スケジュール | タグ: |

11月18日(月)〜11月23日(土)
春陽の書と墨象・Langued’ amour

@MAYA2

SHO「うれしい」© Shunyo

日本語の魅力を、『SHO』で世界中の人々に伝えていきたい。

『SHO』とは、書(文字を書くこと)と墨象(想いを書くこと)で、
わたしテーマの“愛”を表現したものです。
心地よいと感じる言葉、美しいと感じる言葉にこだわることで、
日本語ならではの優しく心に響く言葉と文字を、世界に発信していきます。
なかでも、日本独特の文化である「ひらがな」の魅力を世界中の人々に伝えていきます。

作品集『春陽の書と墨象Langue d’amour』の刊行も、本格的な個展も初めてです。
わたしの作品から何かを感じ、微笑み、和み、一人でも多くの人が笑顔になる。
そんな時間を過ごしていただけたら嬉しいです。

『SHO』が世界に通じるアートととして、
世界中の人々と通じ合えるようになると信じて、これからも作品を作り続けていきます。

雪墨会主宰/名古屋市出身
3才から伝統書道を学び、師範取得
1994年 書道講師を始める
1998年 創作活動を始める
2004年 雪墨会を設立
2010年 東京に転居
2013年 11月「春陽の書と墨象 Langue d’ amour 」出版

Facebookページ https://www.facebook.com/shunyo.2012
「書に込めた想い」を発信しています。

【連絡先】雪墨会 setubokukai@gmail.com

カテゴリー: 11月, 2013年, MAYA2, スケジュール | タグ: |

11月18日(月)〜11月23日(土)
えんどうゆりこ個展「森のポケット」

© Yuriko Endo

今まで飼ってきたペットは、家の後ろにある森にお墓をたてて埋めてきた。

きれいに樹木が並んでいるその森は、奥深くまで続いていて、
ずっと先まで見えないのが少し不気味で、不思議な感じだった。
雷がひどい日は森に落ちているのか、ものすごい音がしてこわかった。

その森は、今まで飼ってきた動物たちの魂というか、何か尊いものが集まっている場所、
生きている場所のような気がした。

その森はどんどん新しい植物が生い茂っていって、樹の一本一本も更に高くなり、
今も成長し変化し続けている。動物たちのお墓の目印もいつの間にかなくなってしまった。
今実家にはうさぎと亀が一匹ずついるが、いつかは二匹も森の一部になるのだろう。

植物も、動物も生きているもののすべての舞台はどこか自然の中で、
色や模様のひとつひとつも、森という世界の中で生かされている。

あらゆるいきものたちは、想像の中でも、思い出の中でも、現実でも、
日々変化することを止められない世界の中で、永遠の休息を求めて過ごしている。
その世界の一部に森が必ず存在している。それを愛しいと感じながら、表現したいと思った。

1988年 静岡県生まれ
2011年 東京工芸大学 芸術学部 デザイン学科卒業
東京都在住

受賞
2012年 第7回グラフィック「1_WALL」展 審査員奨励賞 菊地敦己選
ギャラリーハウスMAYA 装画を描くコンペティション Vol.12 準・祖父江慎賞
2013年 第11回TIS公募展 入選
イラストレーション誌 ザ・チョイス 第188回 有山達也 準入選

グループ展
2009年 くしゃくしゃぽい展(高円寺)
2010年 beyond kawaii展(ポルトガル)
piennue展(銀座)
2011年 ポルトガルプロジェクト「jp_pt」
2012年 beyond kawaii 2012:Reborn Japan展

その他
2011年 「Koi鯉アートのぼり」プロジェクト
祈りのツリーproject

http://yurikoendo.blog.fc2.com/

カテゴリー: 11月, 2013年, MAYA, スケジュール | タグ: |

11月11日(月)〜11月16日(土)
渡辺ななえ個展「GIRL IN TIDELAND」

© Nanae Watanabe

初個展です。今まで読んできた小説から浮かんだ情景や、
数年前から描き始めた時代ものの絵などを展示します。
油彩、鉛筆、アクリル絵の具…画材もテーマもとりとめないですが、
物語のワンシーンを感じるような絵を少しシュールだったり、少しダークに描いております。

1984年神奈川県出身
日本デザイン専門学校グラフィックデザイン科イラストレーション専攻卒業
同校ゼミにて油彩絵の具とテンペラを使用した混合技法を学ぶ。
鉛筆やアクリル絵の具でも作品を制作。
2007〜13年 グループ展「鉛筆派」(アートスペースリビーナ/表参道)
2009年 「装画を描く人のためのブラッシュアップ講座・時代小説クラスグループ展」

カテゴリー: 11月, 2013年, MAYA, スケジュール | タグ: , |

11月4日(月)〜11月9日(土)
PEACE CARD 2013 東京展

@MAYA2

© PEACE CARD

ピースカードは、どなたでも参加できるカード展として1988年に始められました。
一年に一度平和のために絵を描き、絵はがきにして送り、
平和について考える機会を持とうというものです。


ピースフルな自作の絵はがきをお寄せください。
宛名面にPEACE CARDという文字を入れたカードを制作、
お名前、ご住所、ピースメッセージを入れて、
切手を貼ってお送りください。
届いたカードは、そのまま展示させていただきます。
テーマにかかわらず、絵柄やメッセージは広く『ピース』を題材としたもの
大歓迎です!

*送り先
〒107-0061 東京都港区北青山2-10-26 MAYA2
「PEACE CARD 2013 東京展」


*届いたカードの他、原画の展示もいたします。
ことしの原画展テーマは「日本国憲法 – 平和の誓い -」です。
日本の憲法は、国として今後一切戦争をしないという誓いを立てたことから、
平和憲法とも呼ばれています。
日本に住むわたしたちの指針となるこの憲法を通じて、
平和についてあらためて考えてみたいと思います。

原画展 参加作家
青山タルト / あらいしづか / 石坂香 / 遠藤拓人 / 大倉朋子 / 大須賀理恵 / 小川かなこ
河合美波 / 河本真希 / 木野鳥乎 / くまあやこ / 斉藤美奈子ボツフォード / 酒井賢司
佐藤豊彦 / 城芽ハヤト / スガミカ / 鈴木ゆかり / 高橋みわ / 田中ひろみ / ちーもんず☆
那須香おり / 南村盛壮 / ヒロミチイト / ミネタトモコ / みやかわさとこ / 宮原あきこ
諸戸佑美 / 山口マオ / 吉田利一 / 吉田美穂子
…..and 佐々木悟郎 / 篠崎三朗 / 灘本唯人 / 山口はるみ

関連イベント
映画『カンタ!ティモール』上映します!

■日時:11月6日(水) 19:15〜  11月8日(金) 19:15〜
(本編110分/終了時間21:05予定)


■定員:各回15名


■参加費:800円


■要予約: お申込みはgalleryhousemaya@gmail.comまで以下をお知らせください。
・カンタ!ティモール上映会参加希望
・お名前
・ご希望日にち/6日(水) 8日(金)
(両日どちらでも参加可能の方は第一希望、第二希望をご記入ください)
・当日連絡用お電話番号

■当日会場内では水分補給用の飲み物以外の飲食、ならびに喫煙はできませんので
ご了承ください。


■上映中は入り口ドアを閉めさせていただきます。途中入場はできません。
7時00分までにご入場いただきますようお願いをいたします。


『舞台は南海に浮かぶ神々の島、ティモール。
ひとつの歌から始まった運命の旅が、
音楽あふれるドキュメンタリー映画となった。
この島を襲った悲劇と、それを生き抜いた奇跡の人びと。
その姿が、世界に希望の光を投げかける。』(Facebookより)

PEACE CARD facebook

カテゴリー: 11月, 2013年, MAYA2, スケジュール | タグ: |