
© Hiroyuki Izutsu
7年ぶりの個展です。
自分のイメージの中にあった日本の風景です。
僕にはこの主題で絵を描く発想はなかったのですが、
風景は自由になれるテーマだと気がつきました。
© Hiroyuki Izutsu
7年ぶりの個展です。
自分のイメージの中にあった日本の風景です。
僕にはこの主題で絵を描く発想はなかったのですが、
風景は自由になれるテーマだと気がつきました。
© Amiko Furuya
空音に辺りをうかがい、空言に片方の口角があがる。
指先をかすめる現実は冷たくて暖かい。
空気の隙間から垣間見える本当と嘘。
賑やかな街を歩いてみる。
軽やかに見えますようにと、頭の片隅で思いながら。
どこに向かっているのだろうと思いながら。
十字路に立ち止まり、ふと空を見る。
重力があるから、鳥の羽は浮力を得て空を舞う。
重力があるから、海は地球に留まり命を生む。
四方八方に散らばる思考に囚われ、気づくと知らない路地を歩いていた。
後ろを振り返り、歩いてきた軌跡はちゃんと残っているのだろうかと疑問に思う。
個展@ギャラリーハウスMAYA
■グランプリ/岡崎勝男
「三四郎」 © Katsuo Okazaki/紙, インク, 水彩絵具
グループ展@MAYA2
■準グランプリ/サトウあこ
「グレート・ギャツビー」 © Ako Sato/印画紙、鉛筆、色鉛筆
■飯田紀子賞/早川世詩男
「ようこそ地球さん」 © Yoshio Hayakawa/アクリルガッシュ
■國枝達也賞/早川靖子
「嵐が丘」 © Yasuko Hayakawa/アクリル絵具
■名久井直子賞/桜餅シナモン
「グレート・ギャツビー」 © Cinnamon Sakuramochi/マーカー、黒インク
■MAYA賞/水沢そら
「灰かぶり」© Sora Mizusawa/紙,顔彩
このコンペティションは本を作る現場で活躍する編集者、デザイナーからの
注目がとても高いことで、非常に仕事に繋がりやすいという定評があります。
毎回多くの即戦力となるイラストレーターを御紹介できることは、
コンペティションを主催するものにとって最高の喜びです。
受賞作品を含む新作をご覧いただきます。是非お出かけください。
©Ema Kakizaki
泣いたり笑ったり走ったり踊ったり。
映画やお話の中で活躍する子供達を紹介します。
よく知っている子も、初めて会う子もいるでしょう。
あの子に久しぶりにまた会いたいなぁ、この子をもっと知りたいなぁ、
そんなふうに思っていただければ嬉しいです。
© Yukiko Kudo
うっかりすると見過ごしてしまいそうな、何気ない、身近な情景を描きました。
1979年千葉県生まれ
京都造形芸術大学芸術学部文化財科学コース卒業
ギャラリーハウスMAYAにて「装画を描くためのブラッシュアップ講座vol.2」受講
2013年12月9日(月)〜14日(土)
草鞋之會(わらじのかい)とは「挿し絵の世界を華やかにすること」を目的に1994年、
百鬼丸氏の呼びかけにより、時代物を描く挿し絵画家四人で結成された会です。
MAYA、MAYA2、クリ8ギャラリーの3つのスペースで久しぶりの草鞋之會の展覧会を
開催いたしました。
西のぼる展@GALLERY HOUSE MAYA
最近のお仕事の原画を中心に。
そのうち数点は、装画として印刷されたものを併せてご覧いただきました。
洗練された構図と筆跡や塗りムラの見えない、美しく描き込まれた原画。
多くの時代物を描く若手イラストレーターが何度も足を運んでくださいました。
© Noboru Nishi
安倍龍太郎氏の新聞連載小説「等伯」の挿絵を手がけられましたが、
長谷川等伯の魅力をもっと広く伝えたいと、オールカラーの絵物語が出版されています。
MAYAでは等伯へのオマージュ『松林』も展示しました。
http://www.tis-home.com/noboru-nishi/
百鬼丸@MAYA2
ガラリと雰囲気が変わり、こちらはソリッドで緊張感のある切り絵の世界を。
臨場感あふれる表現、着物や甲冑の柄など細部に至るまで、すべてナイフで制作。
今回は切り絵と下絵、最近制作されている半立体の作品のほか、Tシャツや手拭い、
カレンダーなどのオリジナルグッズを展示。百鬼丸さんご自身も、ユニークで魅力的な方です。
©Hyakkimaru
同時開催/草鞋之會/原田維夫×蓬田やすひろ展 @クリ8ギャラリー
http://www.cre-8.jp/pickup/pickup.php?pickup_id=1354
12月10日には、ゲストに新潮社の高橋千裕氏をお迎えし、
原田維夫氏、百鬼丸氏の3人でトークイベントを行いました。
百鬼丸さんによる切り絵の実演や、若手イラストレーターからの質疑応答など。
http://www.cre-8.jp/pickup/pickup.php?pickup_id=1362
クリスマスを前に街が華やぐ頃、重厚な和の世界をたっぷりご覧いただきました!
2013年12月24日(火)〜2014年1月15日(水)
今年も大変お世話になりありがとうございました。
みなさま、あたたかい佳いお年をお迎えください。
2014年もどうぞよろしくお願いいたします!
新年は1月16日より中村幸子展『でんぐりがえし4』でおまちしております。
© Sachiko Nakamura
でんぐりがえしも4回転目です。
新作と、ちらり大昔の作品も並べておまちしています。
ぜひ遊びにいらして下さい。
1959年 東京に生まれる
小学生時代愛読していた「装苑」で長沢節を知り
醸し出す雰囲気が ず〜っと気になる
高校生の時 セツ モードセミナーへ見学に行き
長沢節先生を見てドキドキする
1977年 セツ モードセミナー入学
水を得た魚の様に、毎日絵を描くことが呼吸の様に嬉しかった
1979年 セツ ゲリラ 売り込みに行く毎日
1980年 「ギャルズライフ」(主婦之友社)でデビュー
1982年 セツ モードセミナー研究科卒業
映画ポスターに、
「恐怖のやっちゃん」「ミンボーの女」「スーパーの女」
「大病人」「マルタイの女」
「ミュージック マガジン」表紙 (1994〜1997)
画集「にっぽんのえ」(小学館)
絵本「えりこ童話」(ELEPHANTINO)
「SEASON](メリーウェルズ)
「かぜひいた」作 もとした いずみ (偕成社)
「はつ恋 ツルゲーネフ」文 小川 洋子 (角川書店)
第1回チョイス年度賞
TIS会員
2013年12月2日(月)〜12月7日(土)
大好きな乗り物や建築物を目的に、日本各地を旅する硬派な女子・たなかさん。
昨年3月『Ride on!』以来、2回目の個展です。
© Mika Tanaka
旅先で出会った心に残る風景。そこを訪れたことがなくても、
懐かしい気持ちになる、どこかノスタルジックな日本の景色が並びました。
こちらは好評だった一枚、銚子の美味しい手焼き『ぬれ煎餅』屋の軒先。
© Mika Tanaka
強弱のある輪郭線はアクリルガッシュ。版ズレしたような透明水彩の差し色が印象的です。
© Mika Tanaka
文芸誌の挿し絵や書籍装画などでも印象的なお仕事を手がけるたなかさん。
もともと得意だった風景の中に人物が登場する作品が増えたのは、
そうしたお仕事の影響もあるのでしょう。画面の中の『時間』や『空気』の流れが
よりヴィヴィッドに感じられるようになりました。
2013年11月25日(月)〜11月30日(土)
2年に1度、外苑の銀杏並木が色づく頃に展覧会をされる加藤さん。
今回は作品展示に加え、火〜金曜の夕方30分程度の『おと絵がたり』の上映もいたしました。
『おと絵がたり』とは加藤さんが約10年前から参加している市民活動。
影絵をスクリーンや壁に映し、歌や楽器を合わせ、見て、聞いて、楽しむというものです。
近年は地方の小学校や公共施設など活動の場が広がり、年20数回の公演をされているそうです!
上映プログラム
26日(火), 29日(金)『桃太郎』(写真)。
27日(水)『くにつくり』(イザナギノミコト、イザナミノミコトのお話)。
28日(木)『ブレーメンの音楽隊』(写真1枚目:関西弁混じりの読み語りが大好評でした!)。
© Taeko Kato
最近のお仕事はデジタルで描かれることが多い加藤さんですが、
今回は大小様々なサイズ、かたちの木の板にペンやポスカで描いたり、
表面を削ったりしながら、力強く、ヴィヴィッドな作品が並びました。
© Taeko Kato