2017年11月20日(月)〜11月25日(土)
一段と秋が深まった一週間、金子さんの初めての個展を開催いたしました。
「線が好き」とおっしゃる金子さんは、
竹ペンを使ったドローイング制作を続けていらっしゃいます。
彩色は水彩であったり、デジタルの場合も。
心が動かされた瞬間を描きとめたいと、さまざまな物語が描かれました。
スポーツをテーマにした作品も多く描かれていますが、
ご本人は特に運動をされているわけではないのだそう。
ポートフォリオには、ごく普通の生活を営む老若男女の姿を描いたスケッチがたくさん収められていました。
物語の名場面やスポーツの躍動感、張りつめたような瞬間だけでなく、日常の何気ないシーンを丁寧に汲み取り描く金子さんの穏やかな眼差しと瑞々しい感性をお愉しみいただいた展覧会でした。
金子幸代 web site