2017年5月8日(月)〜5月13日(土)
中上さんは、装画コンペvol.14アルビレオ賞の受賞者。
美しい装画やパッケージを数多く手がけ、今年発表されたザ・チョイス第34回の年度賞大賞…と大活躍中の作家です。
会期中、同じくvol.14の受賞者がひさしぶりに集まりました。
左から、桜餅シナモンさん、丸岡京子さん、中上さん、池田彩香さん、丸山一葉さん。
以前に描かれた『花曇』が装画となった「美しい距離」(山崎ナオコーラ 著/文藝春秋)。
ブックデザインは装画コンペvol.2と6で審査もしていただいた文藝春秋の大久保明子さん。
『そこに吹いている風の匂いや温度まで緻密に表現し、数多の作品の中で何度も立ち止まらずにはおられない迫力がありました。このタッチでずっと描いてゆく!という覚悟も伝わってきました。』
vol.14審査の際のアルビレオさんの言葉です。
こちらはアルビレオさ
同じくVol.
こちらは、中国の茶葉ブランド『煮葉 treasure』のパッケージイラスト。
原研哉さんとのお仕事だったそうです。
画材は水彩絵の具。0号の筆(ご自分で更に細く削られるとのこと!)で一本一本の線が描かれています。
制作にはA4くらいのサイズで80〜90時間くらいかかるそうです。
展覧会では実際に中上さんが使っている筆と水彩絵の具も並びました。