2017年3月13日(月)〜3月18日(土)
2011年装画コンペvol.11のMAYA賞を受賞された丹野さんのひさしぶりの個展です。
描きたいのは、童話の陰にかくれた秘密の部分。
装画コンペでもグリム童話『死神の名付け親』で受賞し、これまでもたくさんの物語をテーマに描かれています。
今回は新旧あわせて30点、大小さまざまな銅版画が並びました。
細部の一本一本の線にまで命が吹き込まれているような異形の者たち。
一体どこから生まれるのだろう?と思わずにいられませんが、ご本人は「昔からずっと落書きで描いていた」とおっしゃいます。
怖くて、美しく、シリアスでコミカル。そして和と洋。
さまざまなテイストが混じり合う丹野さんの摩訶不思議な世界。
artistページでも作品をご覧いただけます。