軽部武宏展「ヒトガタとケモノたち」

2016年3月14日(月)〜3月19日(土)
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軽部さんのMAYAでの個展は3年ぶり。いつものギャラリーとはひと味違った雰囲気になりました。
軽部さん曰く「青山とは思えない土着的な空間にしたいと思った」とのこと!

「立像#アピール」© Takehiro Karube

「立像#アピール」© Takehiro Karube

「ある朝、仕事場の隅っこに転がっている木片を何となく拾い上げてみた。
軽い気持ちで彫り始めたのだが、手が止まらなくなった。」(挨拶文より)

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スギの木材木粉粘土などから生まれた不思議なヒトガタやケモノたち。
車輪の付いた「チッチャイ号」、厨子のような形状の「秘密の家」、大小さまざまな立像、お面など。

「象#最後の王様」© Takehiro Karube

「象#最後の王様」© Takehiro Karube

一緒に並んだ平面作品は、すべて「象」がモチーフ。
軽部さんは地上の生き物の中で象が一番好きなのだそうで、アフリカゾウ、インドゾウ、ナウマンゾウの姿が描き分けられていました。

「ヒトガタ」© Takehiro Karube

「ヒトガタ」© Takehiro Karube

初めての立体作品中心の展覧会は「平面に比べて制作時の苦しみは5倍、でも楽しさも5倍」だったそうですが、SNSなどでの反響が大きかった上に通りがかりのお客さまも多く(不思議な空間に惹かれて思わず入っていらっしゃる方とか。)、日を追うごとに盛り上がりを見せた一週間でした。

4月22日からは京都nowakiでも展示あり。http://nowaki3jyo.exblog.jp/22668486/
関西にお住まいの方、お出かけになる方、ぜひぜひご覧ください!

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