2013年5月13日(月)〜5月18日(土)MAYA2同時開催
イラストレーションと併行して写真作品を制作し続けてきた遠藤さん。
MAYAとMAYA2の二つのスペースを使った初の写真展です。

© Takuto Endo
ontology (=存在論)は『存在の存在を存在をもって証明する』の意味を持つ哲学用語。
それはまさに写真機の機能そのもののように感じる、と遠藤さんはおっしゃいます。

© Takuto Endo
映し出されたのは、現実と非現実のあいだを自在に往き来しながら捉えたような瞬間。
まるで白日夢のような日常にほど近いファンタジー。

© Takuto Endo
外光が入るMAYAは、室内でも陽光を感じさせる明るめの作品で構成。
対して半地下で密室感のあるMAYA2はより妖しさが色濃い空間となりました。
好評だったフォトコラージュは、まさに遠藤さんが描くイラストレーションの世界。
イラストレーションであれ写真であれ、どちらも「表現」の同一線上にあると考える
作家の意思が強く感じられる展示でした。
http://photo.artakuto.com/