久勝堂展「へんこ」

2013年2月4日(月)〜9日(土)

装画を描くためのブラッシュアップ講座や、灘本唯人さんのイラストレーション教室で
「時代物」を学んだ久勝堂さんの初めての個展です。

「要らぬ首」© Hisakatsudo

へんこ(偏固)とは大阪弁、但馬方言で、頑固なことやそのさま。
偏屈、変わり者という意味なのだそうです。
『ただ、無智分別にして、正直一のものなり』(奥の細道より)

「画龍点晴」© Hisakatsudo

時代小説に登場する「へんこ」で哀切な人々の姿が20点並びました。

「おんなごろし」© Hisakatsudo

文芸誌の挿絵として描いた数点以外はオリジナル。
墨一色で描くモノクロームの作品が多かった久勝堂さんですが、
繊細な線と木版画のようなマットな色彩にこだわった作品も多数並びました。

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