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2015年1月19日(月)〜1月31日(土)
谷口広樹個展「花」

MAYA2同時開催/土曜は17:00まで。日曜休廊

「最初の花」© Hiroki Taniguchi

「最初の花」© Hiroki Taniguchi

「花」を中心とした新作です。
少々小ぶりな作品たちが
MAYA+MAYA2
二つの会場で咲き乱れます。

’57年神奈川県生まれ。
’83年東京藝術大学大学院美術研究科修了後、
高島屋宣伝部(現在ATA)等を経てbise inc.を設立し現在に至る
◎イラストレーションや絵画はもとより、絵画思考を中心に据え
グラフィックデザイン等、ジャンル、カテゴリーにこだわらず
独自の世界観を展開
◎グラフィックデザイン全般から、店舗の壁画や最近ではキャラクターや
映像までも手掛ける。
代表的な仕事に長野オリンピックの開・閉会式のプログラムがある。
◎個展、グループ展、イベント等多数開催・参加
◎東京工芸大学 芸術学部 デザイン学科 イラストレーション領域
イラストレーション&絵画研究室 教授
◎TIS会員

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冬期休廊のおしらせ

.
休廊

ご用件はお電話、メールなどで承ります。
装画コンペvol.15の応募要項は,1月半ば掲載の予定です。
FacebookTwitterでもお知らせいたします。


来年もまた魅力的な展示が続きます。ご期待ください!

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村田涼平展「十年一寸」

2014年12月8日(月)〜12月13日(土)
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はじめての挿絵の仕事から約10年、以来時代物の描き手として注目を集め続ける
村田さんの初めての個展です。10月の京都に続いての東京展はMAYAとMAYA2で。
2015年年7月には静岡でも展示されます。

「紫匂う」© Ryohei Murata

「紫匂う」© Ryohei Murata

MAYAでは、全国17紙に連載された新聞小説「紫匂う」(葉室麟 著)から
160点の挿し絵と、単行本の装画を展示。

「紫匂う」© Ryohei Murata

「紫匂う」© Ryohei Murata

「村田さんの作品でまず目を奪われるのは、色彩が豊潤であることだ。
抒情的と言うだけでは足りない。色に物語があり、夢があるのだ。」
(DMに寄せられた葉室鱗氏のコメントより一部抜粋)

「武士の尾」© Ryohei Murata

「武士の尾」© Ryohei Murata

MAYA2には、この10年間の装画のお仕事から代表作24点が並びました。

「夜の足音」© Ryohei Murata

「夜の足音」© Ryohei Murata

メインとなる画材はアクリルガッシュ
水彩、墨、顔彩なども使われています。

「明治かげろう俥」© Ryohei Murata

「明治かげろう俥」© Ryohei Murata

ご自身もお着物をお召しになり、京都に暮らし、古流剣術を嗜まれる村田さんは
「時代小説に付随する挿絵は、イラストレーションというジャンルにありながらも、
中世の絵巻、浮世絵に通じる『文化』の一つだと考えている」とおっしゃいます。
今後も魅力的な装画や挿し絵を手がける予定が続くようで、引き続き江戸や明治の
様子をしっとりと劇的に、そして鮮やかに私たちに見せてくださることと思います。

村田涼平 web site

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お知らせ/作品販売について

「Orgel ーオルゴールが奏でる16の物語ー」

作品販売についてお問い合わせを頂いております。ありがとうございます!
作品購入をご希望の場合は、初日15日(月)8:00am頃より
ギャラリー前にリストをご用意いたしますので、お名前をご記入ください。
その後は、開廊時間の11:30pmにギャラリーにお戻りください。
受付順にご予約を承らせていただきます。

また、メールや電話でのご予約は 13時より承ります。

明日も寒い朝になるようです。どうぞ暖かくしてお出かけください。
よろしくお願いいたします。

https://www.gallery-h-maya.com/schedule/13081/

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北村人展「可笑しみや、悲しみも。」

2014年12月1日(月)〜12月6日(土)
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2年に一度のペースで開催されてきた北村さんのMAYAの個展も3回目。
今回もMAYAではオリジナルを、MAYA2では昨年と今年のお仕事の原画やラフを
ご覧いただきました。

© Jin Kitamura

© Jin Kitamura

個展だけでなく、定期的なグループ展など発表の機会が多い北村さん。
そのたびに新しい試みを高いクオリティの作品に仕上げて見せてくださいます。
今回は同年代のデザイナー関翔吾さんと一緒にコンセプトから考えた展示に挑戦。
キーワードとなったのは「悲しみ」でした。

© Jin Kitamura

© Jin Kitamura

軽やかで脱力感があって、ちょっとユーモラス…というこれまでのイメージに
ほのかに漂うペーソス。北村さんの持つ別の顔を垣間みたような作品です。

© Jin Kitamura

© Jin Kitamura

折り紙に描かれたカラフルな作品36点はMAYAの正面の壁に。
色を抑えた表現が並んだ左右の壁面と対照的な展示からは「空間全体」で
一つの作品として観ていただくことを強く意識されていたことが判ります。

MAYA2の「しごと展」では、今回もさまざまな仕事の裏話をご紹介。
いつもラフとしては描かずに、本番同様の作品を数点提出しているということで
採用されたものと、実際には使われなかった作品などを北村さんのコメントと
合わせてご覧いただきました。

© Jin Kitamura

© Jin Kitamura

「当初こちらから提案したものは少し本の内容の中で言えば
『陰』の部分にフォーカスをあてたモノが多く、
もう少し前向きな部分を表現してほしいということで、色々と描いていきました。
個人的には、意外な作品がカバーとして採用になったと思いましたが、
デザインされて見えてくると、これが一番よかったなと感じたのを覚えています。」

© Jin Kitamura

© Jin Kitamura

「2013年3月より、毎日新聞日曜版での連載です。
スケジュールの都合上、原稿を読んでからというのは難しいという事で、
絵は自由に描かせて頂くことになりました。それまでは、あまり行ってこなかった
「静物」をそのまま描くというルールを設けています。

自分で提案したにも関わらず、当初は戸惑う事も多かったですが、
カタチの捉え方や表現の再確認につながり、とても貴重な機会となっています。」

今回の展示作品の一部は、北村人artistページでもご覧いただきます。

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山本祐司展「一日ひとこと」

2014年11月24日(月)〜11月29日(土)
yujiyamamoto

装画や挿絵、カレンダー、児童書、近年は絵本でも大活躍の山本さん
5年ぶりのMAYAでの個展です!
同時期に近所のTAMBOURIN GALLERYでは、山本さんも参加のグループ展
クリスマスのしたく展」が開催され、2つのギャラリーでたっぷりと作品を
ご覧いただきました。

MAYAでは、毎日続けている「一日ひとこと」日記から選んだ文章を元に描いた絵
30点を展示。

© Yuji Yamamoto

© Yuji Yamamoto

2007.10.6
晴れの運動会、子供はもらった金メダルを一日中首からぶらさげていた。

そもそも「ひとこと日記」は文章力をつける目的で始めたのだそうです。
今回展示のために、10年分ほどの日記を読み返すのは(そして選びだすのは)
大変だったけれども、僅かなセンテンスからそのときの感覚が鮮明に甦ったり、
自分だけが解る内容のものにニヤニヤしたりソワソワしたり…と、
とても面白い体験だったとおっしゃいます。

© Yuji Yamamoto

© Yuji Yamamoto

014.3.11
あれから3年、日本国は僕が考えている理想と違う方向へむかっている、
これからどうなるのかな。

風景、子ども、動物、静物、図案の繰り返し…など、モチーフはバラエティ豊か。
骨董屋さんで見つけたというお気に入りの桃太郎の土人形は現物も一緒に飾られました。
添えられた短い文章は絵と同様に、素朴で真っ直ぐに心に届くものばかりです。

 © Yuji Yamamoto

© Yuji Yamamoto

2012.5.1
山はきれいな緑色、風はゆるゆる、でも涙がでる。

毎回大好評のミニ額に入った招き猫の展示も、チャリティ似顔絵も行われました。
新たに描かれた似顔絵は57枚、トータルでは653枚になったとのこと。
今回集まった32,302円は、山本さんから「あしなが東日本大震災遺児支援募金」と
震災で消えた小さな命展」宛に16,151円ずつ寄付されました。

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「ひとこと日記」「チャリティ似顔絵」、そして山本さんのこれまでの活動を振り返ると、
「継続は力なり」の言葉を強く思わずにいられない一週間でした。

トコトコネット2
トコトコブログ

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ヒロミチイト展「Rip This Joint」

2014年11月17日(月)〜11月22日(土)
hiromichiito

MAYAの頼もしいスタッフでもあり、イラストレーターとして大活躍中、
ヒロミチイトさんの3年ぶりの個展です。
初日はCDジャケット画を手がけた島崎智子さん、金曜夜(写真)にはご自身のバンド
Tumbleweed』(メンバーには佐々木悟郎さん=Vo&Gや城芽ハヤトさん=Drも)の
ミニライブがあり、ロックを愛するミチイトくんらしく目にも耳にも音楽たっぷりの
一週間でした。

「Pavement」© Hiromichiito

「Pavement」© Hiromichiito

描きたかったのは、日常の風景の中に見え隠れする「非日常」。
馴染みのある東京の街角や、郊外の長閑な景色の中にポツンと佇む人物が
よくよく見るとミチイトさんの敬愛するミュージシャンだったりします。

「Swordfishtrombone」© Hiromichiito

「Swordfishtrombone」© Hiromichiito

新作の油彩画12点を中心に、音楽雑誌の挿し絵として描かれたデジタル作品
(Rolling StonesやLed Zeppelin、Elvis Presleyなどレジェンドがズラリ!)も
並びました。

「All along the watchtower」© Hiromichiito

「All along the watchtower」© Hiromichiito

これまでもたびたび描いてもらっているMAYAの看板犬「ぼう」は新作にも登場。
仲良しのミチイトくんの展覧会とあって、ぼうも接客に大忙しでした。

光と影が豊かに美しく描かれ、今回はしっかりと油彩に取り組みたかったという
ミチイトくんの力量が存分に発揮された作品をお愉しみいただけたのでは思います。

ヒロミチイトartistページ

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ちばえん挿絵展「ビストロ青猫謎解きレシピ」

2014年11月10日(月)〜11月15日(土)
chibaen

時代もの、刺繍によるイラストレーションなど、1つの表現や技法に捕われることなく、
それでいて毎回独特な個性を持つユニークな世界を見せてくださるちばえんさんの個展です。

© En Chiba

© En Chiba

展示したのは昨年6月から今年9月まで静岡新聞の夕刊小説として連載された、
「ビストロ青猫謎解きレシピ」(大石直紀作)の挿絵。
トータル284点の中から50点の予定…が絞りきれず!選びに選んだ80点を展示しました。

© En Chiba

© En Chiba

挿し絵では得意の線画を基調に、彩色や写真や印刷物をコラージュして制作されました。
黄色やベージュを下地に描かれた作品が多いのは、物語の中の「過去」と「現在」を
色で表現したかったとのこと。

© En Chiba

© En Chiba

入口には著者の大石氏が展示のために書き下ろしてくださったあらすじを掲示。
首無し死体やトランク詰め殺人、髑髏崇拝や鬼の子孫…と、ちょっと怖くて
物騒なキーワードが並びます。
DMでもインパクトのある一枚をご覧いただきましたが、一筋縄ではいかない
人物たちが物語にはたくさん登場するようです。
来年には ちばえんさんによる装画で書籍として出版されるとのこと。
そちらもぜひご覧いただければと思います。

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坂井治展「ぜんぶひと」

2014年11月3日(月)〜11月8日(土)
sakaiosamu

TVCM、映画、アニメーション、CG、ゲーム、WEB、グラフィックデザインなどの
企画や制作をする(株)ロボットアニメーション作家としての活動を主軸に
イラストレーションのお仕事や絵本など幅広く手がける坂井さんの初個展です。

「真昼の夢」© Osamu Sakai

「真昼の夢」© Osamu Sakai

タイトルのとおり、モチーフは「ぜんぶひと」。
通勤途中の電車などで見かけた人たちを絵日記的に描きとめた作品は300点以上、
すべてMAYA2の壁に並び、たっぷりとご覧いただきました。壮観!
画材も技法もさまざま。送られてきたDMやチラシやメモ用紙などの裏に気負わず、
のびのびと制作されているのが伝わります。

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右壁面中央には、フランスのアヌシー国際アニメーション映画祭で公式上映され
エストニアの映画祭では入選もした作品『デジタル』をiPadで上映。

「本を読む」© Osamu Sakai

「本を読む」© Osamu Sakai

MAYAでは、今回の展覧会のために新たに描かれた作品26点を展示しました。

「人々の行方」© Osamu Sakai

「人々の行方」© Osamu Sakai

坂井さんは約3年間、日々すれ違う、名も知らぬ人が発するイメージの尻尾を捉まえて、
紙の上に記録されてきました。
その多くが一見しただけでは「人」とはわかりづらい抽象的な表現となっていますが、
思わず笑ってしまうユーモアであったり、ちょっとセンチメンタルなムードが漂っていたり。
人々の温もりや息遣いを感じるような空間となりました。

webサイト
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樹の実工房*山福朱実 作品展

2014年10月27日(月)〜11月1日(土)akemiyamafuku

3年前には2人展を開催、多くのグループ展でもひっぱりだこの朱実さんですが
「個展」としては6年ぶり。
オープニングパーティでは、クラシックギター奏者の末森樹さんによる演奏で
唄声も披露され、熱く盛り上がった夜となりました!

「山犬の道」© Akemi Yamafuku

「山犬の道」© Akemi Yamafuku

展示したのは、この2〜3年に制作された作品と新作が合わせて約50点。
賑やかに華やかに、朱実さんのイメージそのままのパワフルな空間を
お愉しみいただきました。

「Gatito」© Akemi Yamafuku

「Gatito」© Akemi Yamafuku

朱実さんの作品といえば木版画の深く濃い黒とダイナミックな構図が印象的ですが
最近制作をはじめられた紙版画も数点展示して大好評。
繊細な線とグレーのグラデーションがいつもとは違う表情をみせています。
毎回人気の木彫画も3点展示。

「ヤギの日」© Akemi Yamafuku

「ヤギの日」© Akemi Yamafuku

自然、さまざまな生きもの達をモチーフに愛のある眼差しで描く作品からは
きらきらと輝く力強い生命力が発せられているよう。
メキシコのお盆である『死者の日』(11/1~2)と合わせた今回の展示、
小さな祭壇には、たくさんのマリーゴールドの花とカラフルな切り紙の旗、
ユニークなガイコツの装飾と果物が供えられ、いらした方にはほんの少し
この時期のMexicoの熱気を
感じていただけたのではと思います。

© Akemi Yamafuku

© Akemi Yamafuku

生者だけでなく、朱実さんの愛する死者たちも遊びに来ていたに違いない、
あたたかく素敵な一週間でした。

山福朱実artistページ

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