2015年12月7日(月)〜12月12日(土)
年に一度のペースで展覧会をされている三木さん。4回目の個展です。
恩師でイラストレーターの大先輩でもある花井正子さんの『どんな色や被写体を描いてもあなたの絵はどこか寂しい』という言葉から、Sentimental Dreamというテーマが生まれたとのこと。
以前はロックなテイストやグラマラスな雰囲気が前面に出ていましたが、最近はモチーフをシンプルに描いたり、よりファンタジックな表現が多くなりました。
これまでは鉛筆画を一眼レフで撮影した後にPhotoshopで加工したヴィヴィッドな色彩のデジタル作品のイメージが強かった三木さんですが、今回は初めて鉛筆やペンによる色調を抑えたアナログ作品も一緒に並び好評でした。
タトゥやボディピアス、レースなどの装飾を施した動物は今回も随所に登場。
ハードなモチーフの中に、少女の見る夢の世界のようなスウィートな痛みを感じる作品でした。