ライ麦畑でつかまえて　J・D・サリンジャー／著　（1951年）
The Catcher in the Rye

大戦後間もない、アメリカ。
学業不振のために学校を退学処分となった16歳のホールデン・コールフィールドが、寮を飛び出し実家に帰るまで、１人ニューヨークの街を彷徨う数日間の物語。
インチキと嘘にみちた世界に反抗するホールデンの鬱憤や価値観が一人称で語られる。

1960年代以降、若者たちの青春文学のバイブルとして読み続けられる反面、未だ一部では禁書扱いとなっている。
2003年には、村上春樹による新訳「キャッチャー・イン・ザ・ライ」が発刊された。

(C) Goro Sasaki
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