装画を描くコンペティションvol.8受賞者展

2009年2月16日(月) - 2月21日(土)


今年もまたMAYAとMAYA2の二つのスペースを使って、装画コンペの受賞者展を賑やかに開催いたしました!

各受賞者のプロフィール、作品はCOMPETITIONのページからご覧いただけます。




グランプリの安藤貴代子さん。これまでの「和もの」の概念に捕らわれず、美しく斬新な色彩の組み合わせで時代小説の世界を描かれました。受賞作「蝉しぐれ」の文四郎少年の表情が好評!毎日新聞(近畿、中国、四国、北陸版)にて3月1日から連載童話の挿絵のお仕事を手がけることとなりました。 http://mainichi.jp/life/edu/yondeでもご覧いただけるとのことです!



こちらは準グランプリ、村松葉子さんです。純粋さ、孤独感、哀しみや希望などが見え隠れするレイモンド・カーヴァーの世界を油彩で見事に表現されています。3月23日から28日には神田の 森岡書店で個展「Utopia」を開催。ディテールと構図の美しさを是非ご覧ください。



味のある鉛筆の線が気持ちよい君野可代子さんは祖父江賞。大胆で繊細、少女的でありながら乾いた空気感…と相反する印象が魅力的です。「ロリータ」の他にラディゲの「肉体の悪魔」なども描かれました。



とにかく可愛く楽しい!誰もが知っている童話の世界をイキイキと描いた高柳賞の吉田和代さんは主にデジタルで制作されています。今回はガッシュで描いた大きな作品も展示しました。



観る人それぞれの思うかたちで感情移入できると「ロリータ」の表情が大好評だった名久井賞の唐津のり子さん。ドライポイントやエッチングを制作されています。今年の5月25日から30日にはMAYAで個展がございますので、ぜひそちらもご覧ください。



大人になる手前の少年少女たちを描くMAYA賞の後藤貴志さんの世界はまるでネバーランドのよう!実際に装画として使われたものや、読売新聞の連載でさまざまな文学をテーマに書かれたコラムの挿絵が並びました。http://www1.ocn.ne.jp/~perfect5/


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