オガワヒロシ展「風景色」

2008年11月10日(月)〜11月15日(土)


イラストレーションの仕事と併行して建築レンダリングなども手がけるオガワさんです。3DCGの制作もされているそうですが、イラストレーションの場合にはアナログ感を意識していらっしゃるのだそうです。


「バオバブの大木」



きらきらと注ぐ陽光やさわやかな風が感じられるようなオガワさんの風景画。今回の作品の半分以上は昨年4月に訪れたマダガスカルをテーマにしたものです。「星の王子さま」にも登場するバオバブの木は子供の頃からの憧れだったのだとか。 実際に広大な土地にそびえ立つ巨木を目にしたときの熱い感動が伝わってくるような作品が並びました。



「ノシベタウン」



バオバブだけではありません。キツネザルなどのめずらしい動物、色鮮やかな花々、様々な要素が入り交じった独特な音楽、そして美しい布を纏った素朴な人々…「南インド洋の楽園」にすっかり魅了されたオガワさんが旅の記憶を描いたこれらの作品は2009年のマダガスカル航空公認のカレンダーになっています。



「陽光」



画材は色鉛筆。「面」として塗り込むのではなく、細かい「線」を重ね合わせることで描かれることで光や風、空気の流れが表現され、オガワさんが狙う「リアルになりすぎない中途半端なリアル感」が画面に生まれます。

http://www.t3.rim.or.jp/~art_4u/

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