猪立山三鈴展「邂 -kai-」

2008年11月3日(月)〜11月8日(土)


福岡在住の猪立山さんは、展覧会やライブペインティングなどのイベント、パッケージやライセンス商品などで地元福岡だけでなく東京や大阪、国内外で活躍中です。
東京のギャラリーでの個展は今回が初めて。


「鬼哭の剣」(北方謙三著)



「時代小説を読む度、迫力ある剣戟や登場人物の深い情に心揺さぶられる」とおっしゃる猪立山さん。もともと小さい頃から時代劇やお相撲などに親しんできたのだそうで、今回の展示では読書家の彼女がこれまでに読んだものの中から心に残った物語を題材に描かれました。



「十六夜時雨」(宮木あや子著)



しっとりとした情感のただよう場面、剣術の達人たちの力強く勢いのある姿、市井の人々の心温まる日常…と、時代小説のさまざまなエッセンスが墨や顔彩などで表現されました。



「葦は見ていた」(山本周五郎著)



11月29日まで、千駄ヶ谷「増田屋」(渋谷区千駄ヶ谷4-25-6)では 「蕎麦の側 -蕎麦が主題の時代小説挿画展-」として描き下ろしの掛け軸や色紙などが展示されています。そちらでは「鬼平犯科帳」に登場する「淡雪蕎麦」が期間限定メニューとして再現され好評のよう。そちらもお楽しみいただければと思います。

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