神楽雅展 /art project 移動遊園地「いちりん」

2008年10月13日(月)〜10月18日(土)


名古屋在住の神楽さんは、これまで地元や京都、大阪などで展示をしていらっしゃいました。東京での展覧会は今回が初めてとなります。


「花緒」



以前の作品ではセピア調の色彩でちょっとシュールな世界を描いていらした神楽さん。今回は百合、バラ、朝顔、桜、ひまわり、睡蓮などの花々からイメージを膨らませた作品がヴィヴィッドな色で描かれました。



「花見酒」



使用画材は色鉛筆透明水彩コピックライナー、 そして珈琲。エンボスのある紙の目を活かして描かれています。



「二人の時間」



ボルドー系の繊細なアウトラインにはコピックの0.5mmを使用。 後は殆どが色鉛筆でひたすら丁寧に彩られ、ハイライトには透明水彩の白を陰の部分やちょっとしたムラを出すためにはコーヒーを使用して陰影を出しているそう。
細部まで丁寧に、非常に職人的な作業から神楽さんの作品は生まれます。
今後はより「和」を意識したものを表現してみたいとのことでした。

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