岡田里展

2008年5月19日(月)〜5月24日(土)


岡田さんの個展はMAYAでは5回目。グループ展などにも多数ご参加いただいています。お仕事のために描いた作品とオリジナルが大小併せて40数点、と観応えのある展示でした。


「アーティチョウク」

水玉やストライプの花びら、踊るように流れるしなやかな茎…岡田さんの花々は、一度みたら忘れられない存在感があります。その独特な視点で描かれた銅版画は多くのファンを持ち、装画や挿絵といった場面でも見かける機会が最近ますます増えてきました。



「蚊」

幼い頃から、お家の庭に咲く様々な花々や植物に触れてきたという里さん。いまでも花を描く際には、写真ではなく、枝振りや花や葉のかたち、色などにこだわって選んだ実物を目の前にしてイメージを紡いでいるのだそうです。作品から香りたつような花々のオーラはそうやって生まれてくるのでしょう。



「日常の外注」(「消費な日々」酒井順子著)

色鉛筆鉛筆の作品は、「ハーブの絵本」(農文協)の原画や「婦人公論」で連載されていた酒井順子さんのエッセイ、文芸誌の挿絵などお仕事に使われたものです。銅版画とは一味違った、フシギで思わず笑ってしまうキュートな世界が大好評でした。

http://www.h5.dion.ne.jp/~satono/
2005年11月個展「少女風」
2004年4月個展「霾-つちふる-」
2002年12月個展「わきたつ煙」

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