若林繁裕展「枝でCRAFT」

2008年4月7日(月)〜4月12日(土)


グラフィックデザイナーとしてのお仕事と併行して、作品制作を続ける若林さん。これまで「迷路パズル40+1」などの本も出版されています。


「月のみやげ話」

素材は、落ちている「枝」のみ。葉や実などは使われていません。長さや太さ、枝振り、曲り具合いがそれぞれに違う枝を組み合わせ、美しい作品として再生させます。若林さんが「枝クラフト」と名付けたこれらの作品は2004年頃から制作を始めたのだそうです。


「自由だって言ったじゃない」

 
壁にかけて見せるもの、床に置くための台座が付いたもの、白または黒のパネルに配置したもの、具象であったり、抽象であったり…と、見せ方はいろいろ。


「うれしい電波をとらえるアンテナ」

とても繊細な枝が使われているものが多く、万一折れてしまった場合には同じものを作り直すことは不可能。 そのため搬送用に一点一点の作品に合わせてツメを付けたボール紙でケースを作っていらっしゃいます。こちらがまた素晴らしい完成度!「作品の材料は枝だからお金はかからないけど、箱に意外とお金がかかるんです!」と笑っておっしゃっていました。

今年の夏には2回目の個展が決定。小海町高原美術館内のレストラン「カフェ花豆」で7月中旬から8月末頃まで開催とのことです。

http://edacra.hp.infoseek.co.jp/index.html

BACK

無断転載・利用禁止 Copyright (C) MAYA Co.,Ltd. All rights reserved.
GALLERY HOUSE MAYA