女性向けの雑誌、広告、書籍などで活躍中のいよりさん。MAYAでの展覧会は２回目となりますが、前回に続いて映画をテーマに展示をいたしました。「ムーラン・ルージュ」、ニコール・キッドマンの艶やかな美しさや豪華なセットが印象的なミュージカル映画です。

「心を偽ることはできない」

19世紀末のパリ・モンマルトル、ロートレックが通いつめて踊り子達をモデルに数多くのポスターを描いたことでも有名なキャバレー「ムーラン・ルージュ」が舞台。高級娼婦でもある花形ダンサーと作家志望の若者の古典的な悲恋が華やかに描かれています。

「“愛してる”僕の言葉に偽りはない」

　

日頃は女性像を描くことが多い いよりさんですが、男性のポートレイトも好評。最近は「描き過ぎず、余分な線を如何に減らすか」というマイナスする作業を強く意識して制作しているとのことでした。

「ムーラン・ルージュの夜に舞う」

作品一点一点には映画の中の台詞や象徴的な言葉が添えられました。名刺サイズに印刷したカード（6種）を日替わりでお客さまにプレゼントしたり、いよりさんが「ムーラン・ルージュ」をテーマにデザインしたシルバーアクセサリー（制作：未屋・錺職人YUKI氏)も展示販売いたしました。 ■いよりあきこweb site ■2006年4月個展「恋するフランス映画」

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