山口マオ 木版画展

2006年4月10日(月)〜4月15日(土)

マオさんの約3年振りのMAYAでの個展です。これまではトレードマークの猫を1匹(1人?)も描かないドローイング展や、マオさんの経営する「海猫堂」などで企画・商品化されたものや一点のみのオリジナルグッズなどを一堂に集めた雑貨展などコンセプチュアルな展示が多かったのですが、今回は「木版画」にこだわって、新作と最近出版された絵本の原画併せて23点がならびました。


「五本の木の立つ丘」

マオ猫が世に出てかれこれ20年。カレンダー、挿絵、装画、グッズなどあらゆる媒体で大活躍を続けています。今回も画面の中でシリアスに、またはコミカルに、時にはラブリーに…と、さまざまな表情を見ることができました。


「銀座サシズ屋商会」(ソーセージの絵本より)


絵本の原画としては、「つくってあそぼう8/ソーセージの絵本」(伊賀の里モクモク手づくりファ-ム/農山漁村文化協会)、また大人気「わにわにのおふろ」(小風さち作/福音館)でお馴染みのわにわにシリーズの最新刊から数点が並びました。


「十二支のはじまり」(長谷川摂子/岩波書店)
「ふくろうのそめものや」(日本民話/すずき出版)
「なりました」(内田麟太郎作/すずき出版)

■2003年12月 「ネコを描かない山口マオ展」

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