牧野千穂展「APPARATUS -それから つぎに おこること-

12月5日(月)〜12月10日(土)

牧野さんの3年前ぶりの展示、オリジナルと、書籍や雑誌などのお仕事で描いた作品の中から22点が並びました。「MAYAでは4回目の個展になるけれど、今回が一番の動員数だった!」のだそうで大盛況の一週間でした。


「バクの告白」(オリジナル)

指で塗り重ね丁寧になじませることで生まれた、柔らかく深みのあるパステルの色彩。そこに動物などのモチーフがシンボリックに描かれた静かな画面は、まるで美しい白日夢をみているかのよう。


「永遠の一日」(書籍カバー装画)

書店では牧野さんが装画を手掛けた多くの本を見つけることができます。今週は装幀だけでなく「カレンダーや版画で知りました」とおっしゃるお客さまが本当に多く、牧野さんは作品で人とふれ合う事の出来る幸せを改めて感じているとのことでした。


今年の春に初めて出版された絵本「モカシン靴のシンデレラ」(中沢新一著/マガジンハウス)からも1点展示。今後は絵本というかたちでも牧野さんの作品と出会う機会が増えるのでは?
販売した2006年度カレンダーも大好評でした。

牧野千穂web site はこちら

2002年11月個展「Vacant」

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