かんべあやこ展「はる・なつ・あき・ふゆ」

2008年2月25日(月)〜3月1日(土)


2005年秋に続き2回目のかんべさんの個展です。前回の作品はファンタジー色が強かった印象がありますが、今回は季節感のある様々な景色の中に遊ぶ子どもたちの姿を具体的に描くことに専念。絵本出版という目標が明確に感じられた展覧会でした。


「あめあめだいすき」

かんべさんの作品はアクリルガッシュパステルを使って細部まで丁寧に描きこまれた柔らかい画面が特徴。持ち味はそのままに、子どもの表情、仕草をイキイキと描く!ということを強く意識して制作されたそうです。


「お面」

 
…ということから最近は画材をマーカー色鉛筆に持ち替えて、新たな表現にも挑戦!


「ベーゴマ」

        
雪だるまにソリ遊び、レンゲの花畑で花輪を作り、川辺で魚とり、キャンプの焚火の前でウィンナーにかぶりつく…。子どもの頃に味わったワクワクする感覚がヴィヴィッドに呼び起こされる、ノスタルジックな場面が並びました。
絵本のアイディアはいくつか抱えていらっしゃるとのこと、実際に「本」となって拝見するのが楽しみになる1週間でした。

■2005年10月個展「もうひとつのぼくらの居場所」

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