装画を描くコンペティションVol.1 受賞者展

2001年2月18日(月)〜3月2日(土)


大盛況のうちに終わった2週間の受賞者展。
受賞がきっかけとなって、お仕事につながったりと各方面からのお問い合わせも多く、
今後の彼らの活躍が大いに期待できるものでした。



グランプリの堀内亜紀さん。 濃厚なアヤしい世界が描かれた作品にはインドネシアの美しい額装が施されました。MAYA2の外光の入らない空間での展示も素敵でした。


準グランプリの牧野千穂さんの作品は、玄光社『イラストレーション』135号の表紙を飾りました。11月にはMAYAで個展があります。


鯰江光二さんは石津賞を受賞した数ヵ月後に『イラストレーション』チョイスに入選。展示した作品は紀伊国屋書店のポスターになりました。



坂川賞の小川惠美子さん。木炭で描かれた作品には不思議な魅力がいっぱい。描かれた女の子が作者本人にソックリ!との声が多く聞こえました。


高橋賞の卯月みゆきさんは新作もすべて時代小説をテーマに描かれました。美しく濁りのない色彩が、彼女流のジャパニーズ・スタイルをつくっています。



今回最年少だった佐藤秀貴さんは大矢賞受賞。自分で撮影した写真をもとに制作している彼は今回、得意とする風景画に加えて人物を描くことにも挑戦しました。

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