加藤妙子展「AMATERASU」

2009年11月9日(月)- 11月14日(土)



11月の2週目に2年に一度展覧会を開催している加藤さん です。
前回の個展テーマが「太陽の子」で今回は「アマテラス」。
不安定なお天気が続いた一週間でしたが、MAYAの中にはお日さまのパワーを感じるような力強い作品が並んでいました。


「不思議の村」


これまで木版画、ドローイング、シルクスクリーン、立体などさまざまな技法を自在に楽しみながら制作をされてきた加藤さんですが、今回は「型染め」に挑戦。
渋紙を切りぬき、和紙にのりをおいて、色を自由に挿して制作されるのだそうです。 材料は大豆、ぬか、のり(米、いもなど)などの自然のめぐみ。「まさに太陽の神アマテラス様からのいただきものばかり!」と加藤さんはおっしゃいます。


「はばたく」


バリのバティック、インディアンの人々が描くシンボリックなモチーフ、 ブラジルやメキシコの明るい陽射しに映える力強い色彩、インドの神々・・・ 人によって連想されるものはさまざまですが、共通するのはいずれもプリミティブな世界ばかり。
制作技法は変わっても、加藤さんの作品からは一貫してポジティブな力強さと、観る人を包み込むような母性が伝わってきます。


「12のつき」(おと絵がたり より)



2003年からはじまった「おと絵がたり」に関する作品も平面と映像で展示。 子ども時代に親しんだ人も多い物語が、加藤さんのタッチで再現され、いつもとはひと味違う表現が好評でした。


http://www.cl.bb4u.ne.jp/~taracyan/

2007年個展「太陽の子」
2005年個展「Dreamer」
2003年個展「家」



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