作田えつ子展「10グラムの粉砂糖」 2007年3月5日(月)〜3月17日(土)

ギャラリーの白い空間に心地の良いバランスで配置された美しい色彩。やわらかな3月の陽射しを思わせる作田さんの展覧会です。

「缶にしまった真珠」

アクリル絵の具で描かれた新作9点と、文芸誌のために描かれた挿絵10点、そして「ミヤザワケンジ・グレーテストヒッツ」（高橋源一郎：著／祖父江慎：ブックデザイン／集英社→amazon）に掲載された数々の挿絵…とタイプは異なれど一貫した作田ワールドがギャラリーに拡がりました。

「淡く暖かく」

　 　　　　　　

少女の天真爛漫な愛らしさ、または無防備で繊細な姿の中に深く穏やかな母性を垣間見せたかと思うと、punkでsexyな顔も持つ作田さんの作品。画面から香りたつ、そんな様々なニュアンスが多くの女性の心を強く捉えるのでしょう。

「ゆうべの花火 」 （角田光代／「別冊文藝春秋」挿絵)

■作田えつ子 web site 　 http://www.c-channel.com/c00811/